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ローズマリーの育て方 ~料理に香料に万能ハーブ~

こんにちは。
一枝ぷちっと採ってきて、土に挿すと簡単に増えるローズマリー。
我が家にあるのもそうです。
我が家のローズマリー
今日は、ローズマリーの育て方をまとめました。

【ローズマリーの育て方について】

目次
・ローズマリーについて
・作業時期について
・開花、収穫時期
・置き場所、日当たり
・水やり
・植え替え
・剪定
・挿し木(増やし方)
・肥料
・病気、害虫

●ローズマリーについて
 科名属名:シソ科マンネンロウ属
 原産地は、地中海沿岸地方
 伸びるタイプによって、
 ・立性(たちせい):上に伸びる
 ・匍匐性(ほふくせい):地面を這うように伸びる
 ・半匍匐性:横にも縦にも伸びる
 があります。


●作業時期について
ローズマリー作業時期
・開花時期:3~6月、9月~11月
   夏も咲く品種もある。
・植え替え:4~5月、10~11月
・剪定作業:4~10月
・挿し木:寒冷地は4~5月、それ以外10~11月
・肥料:元肥えを3月、追肥10~11月


●開花、収穫時期
 開花時期は、春(3~6月)と秋(9~11月)に咲きます。
 種類によっては夏の間も咲きます。
 葉の収穫は、3~11月。剪定の兼ねて収穫するとよいです。
撮影日:2019年10月26日


●置き場所、日当たりについて
 日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。
 多少日当たりが悪くても大丈夫です。
 乾燥には強いが、過湿に弱いため、水はけの良い場所がよいです。
 寒さには比較的耐えますが、霜には当てないようにします。
 (黄色い花で10℃以上、紫色の花で0~5℃くらいの耐寒性)

●水やり
 もともと、石灰岩の水はけの良いところに生えています。
 水は、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。
 過湿がローズマリーを枯らす一番の原因です。
 やり過ぎには注意が必要です。
 冬は、若干乾き気味に管理します。

●植え替え
 根張りが早いので、、鉢植えの場合1~2年に1回植え替えが必要です。
 根を傷めると枯れることが多いので、注意が必要です。
 4~5月、または10~11月が適期です。
 植え替え後は、数日は直射日光を避け、半日陰にします。
 その後徐々に日光に慣らします。


●剪定作業
 春~秋に、葉の収穫を兼ねて剪定を行います。
 伸びすぎた枝、混み合った枝、細くて弱々しい枝などを切ります。

 木が大きくなり過ぎたからと、切り過ぎて木質化した枝だけにしないこと。
 葉がなくなると枯れます。


●挿し木
 春又は秋に行い、夏の暑い時期を避けます。
 虫や病気の無い元気な枝を、10~15cm切ります。
 下半分の葉を取り除き、1時間ほど水あげをします。
 種蒔き用の土やバーミキュライトなどの用土に挿します。
 季節によりますが、1カ月ほどで発根します。
 この時期は、乾燥に注意します。


●肥料
 肥料は控えめに与えます。
 元肥えとして3月、追肥として10~11月に与えます。
 ハーブ用の土の場合、元々肥料が含まれているので、特に与えなくても大丈夫です。
 花付きが悪いときは、肥料不足なので与えます。


●病気、害虫
 病気、害虫は付きにくいです。
 アブラムシが成長期の葉につきやすいです。
 メイガの幼虫は葉を食害します。ピンセットなどで駆除します。
 ヨトウムシ(夜盗虫)は、字のごとく夜に葉を食害します。
 昼に姿が見えないとき土の中を探します。


ここまで読んでいただきありがとうございます。


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