注目の投稿

池上曽根遺跡へ ~弥生時代の古代ロマンを感じる~

こんにちは。
私が住んでいる地域には、弥生時代のロマンを感じることができる「池上曽根遺跡」があります。地元の小学校など、見学に訪れます。
遺跡自体は公園のようになっていて、遺跡を見ながらぐるぐる回ると、いい散歩にもなります。
いずみの高殿(駐車場側より)
今日は、和泉市の国道26号線沿いにある国指定史跡『池上曽根遺跡』の紹介です。
※説明は、情報館に置いてあるパンフレットを参考にさせて頂きました。


●池上曽根遺跡とは?
 今から2000年ほど前に栄えた、弥生時代の遺跡を復元したものです。

 当時の遺跡には、
  王の住居、祭祀域、金属器工房、工房群、
  住居域、墓域、水田、環濠などがあったと考えられています。

 最盛期の人口は1千人ともいわれています。

 遺跡のシンボルともいえる大型の建物「いずみの高殿」、竪穴住居など小型の建物、
および遺跡を紹介する情報館からなります。

 また、遺跡の近くには、池上曽根 弥生学習館、大阪府立 弥生文化博物館が立ち並びます。

 遺跡の公園部分(復元された建物がない部分)では、季節によってフリーマーケットや
○〇祭りなど、イベントが開催されることもあります。


●基本情報
 池上曽根遺跡
 住 所:大阪府和泉市池田町213-1
 休館日:月曜日(祝日の場合は火曜日休み)、年末年始
 時 間:10~17時
 駐車場:有り (16:50に閉門) 
     ※国道26号沿いの入り口が閉門しても、別の出口から出られます。
     無料です。
 最寄り駅:JR阪和線「信太山駅」徒歩7分、南海本線「松ノ浜駅」徒歩20分


●いずみの高殿
いずみの高殿
1995年に発見され、1999年3月に復元されたシンボル的建物です。
 床面積80畳、全高11mの大型掘立柱建物。
 以前は、階段で中に入ることが出来たが、2018年9月の台風のせいで
現在は入ることができない。 (2019年1月現在)
 建物左横のフェンスは井戸が復元されていました。(屋根倒壊中)


●竪穴住居
竪穴住居
当時の一般の人が暮らしていた住居です。
 円型と方型の2種類復元されています。


●寄棟建物
寄棟建物
3方向に風よけの草壁が取り付けられた、吹き抜けの建物。
 金属器の制作工房(作業小屋)を復元。
 

●切妻建物
切妻建物
寄棟建物同様、金属器の工房として復元。
 風を遮る必要がある時は、草壁が取りつけられます。


●小型竪穴
小型竪穴
1995年の発掘調査で見つかった深い竪穴から復元したもの。
 土屋根の半地下式の室(ムロ)の構造をしている。
 遺跡の人口に対して規模が小さいため、儀式に使用する「魚醤」などの調味料を
作っていた場所と考えられています。
 

●弥生情報館
弥生情報館
建物の模型や説明などが展示してあります。
 パンフレットなどもあります。
 トイレもあるので、ゆっくり見ても大丈夫です。

 情報館の周りは、木々や花が植えられているので、季節には緑や花を楽しめます。


●パネル類
パネル一例(他にもいろいろあり)
入口や情報館のそばなどにあります。


●お店(喫茶店)

 プレハブ造りのお店です。うどん、コーヒーとのぼりがあります。
 ※使ったことないので、詳しくはわからないです。


近くには、
●池上曽根 弥生学習館
弥生学習館
住  所:大阪府泉大津市千原町2-12-45
 開館時間:10時~17時(入館16時30分まで)
      体験学習が16時までなので注意
 休 館 日:月曜日(祝休日の場合は翌日)

 学習館の前の道は狭いので注意が必要です。
 住所が遺跡のある和泉市ではなく泉大津市ですが、道路を挟んですぐです。


●大阪府立 弥生文化博物館
大阪府立 弥生文化博物館
住  所:大阪府和泉市池上町4-8-27
 休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、館内整備で臨時休館あり
 開館時間:9時30分~17時(入館16時30分まで)
 料  金:展示により変動あり。
     (常設のみ・企画展期間・特別展期間)
     JAF割 など各団体の割引あり
 ※詳しい内容は、大阪府立 弥生文化博物館HPで確認ください。


●曽禰神社(曽根神社)
曽禰神社
遺跡の隣に立つ神社で、遺跡公園側からも入れます。
 創建は明らかではないが、市内で一番古い神社と伝えられています。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
参考になれば幸いです。

【twitterで更新のお知らせ始めました】
https://twitter.com/oP8eHXNOgg16ozw


花・ガーデニングランキング