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泉穴師神社へ ~和泉五社の一、泉州二の宮へ~

こんにちは。
先日、式内社で和泉五社(大鳥・泉穴師・聖・積川・日根)の一つであり、泉州二の宮である「泉穴師神社」に行ってきました。※泉州一の宮は大鳥大社です。
入口です。
鳥居となかなかすごい角度の石橋があります。

入口右手には由緒書きの立て看板(?)がありますが、文字が今は読みづらいです。

泉穴師神社 由緒
御祭神 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
    栲幡千々姫命(たくはちちちひめのみこと)

御鎮座 天武天皇白鳳年間(約1300年前)
    大阪府泉大津市豊中町一丁目一番一号

御祭礼 四月五日   春季大祭
    体育の日前日 秋季大祭
    一月一日 歳旦祭
    一月十日 戎 祭
   六月三十日 大祓式
   七月十五日 夏宮祭
   十一月一日 栲幡祭
  十二月十五日 冬宮祭

天忍穂耳尊は農業の神、栲幡千々姫命は紡織の神であらせられ、泉州の地が今日農業並びに紡織を以て繁栄しておりますのも、洵に御神徳のいたすところであります。又古来より幼児虫封じに霊験あらたかと云われています。


神社に入ると、手水社が左手にあります。
横に駐車場からの道があります。2018年9月の台風で、いくつか木が倒れているので、通るとき注意が必要です。(2019年02月1日時点)


手水社から本殿に向かう途中、五大力の授かれる場所があります。
御社(八幡社・兵主社・大歳社)の前の玉垣の中に、「五」「大」「力」と書かれた石が混ざっています。これを三個一組拾い、御守り袋に入れて掛けておくと、五大力(寿力・福力・体力・智力・財力)を授かるそうです。

ここには、本殿とは別に、九社祭られています。
向かって左から順に、
左側:
稲作農業の神 大歳神(おほとしのかみ) 大歳社
工業の神  八千鉾神(やちほこのかみ) 兵主社
文字勝運の神 誉田別尊(ほむたわけつのみこと) 八幡社


真ん中:大国主社
商売繁盛の神 事代主命(ことしろぬしのみこと)
縁むすびの神 大国主命(おおくにぬしのみこと)
芸能の神  市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)


右側:
摂津・河内・和泉の守護 楠木正成公(くすのきまさしげこう)楠木社
火を司る神 火之香具土神(ほのかぐつちのかみ) 愛宕社
延命長寿の神 伊邪那岐大神(いざなぎのおほかみ)多賀社


拝殿前、立派な石灯籠が1対あります。表面に細工が施されています。

拝殿の前には小さめの鳥居が2基建てられています。
屋根も立派な拝殿です。


奥の本殿は、比翼造ともいわれる作りで、国の重要文化財に指定されている。
慶長七年(1602年)に豊臣秀頼が片桐東市正且元に命じて大修築されたもの。
※柵があるので、外から撮影

眼光(と鼻が)凛々しい狛犬が、奥を守るかのように置かれています。

以前にもらった御朱印と、今回拾ってきた五大力の石です。



所在地:
住所:大阪府泉大津市豊中町1丁目1-1
【アクセス】
JR阪和線「和泉府中駅」から徒歩15~17分(約1.3km)、
または南海本線「泉大津駅」から徒歩25~28分(約1.8km)。
※どちらからもそこそこ距離があります。距離は地図上で計測

駐車場(無料)あります。


以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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