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ブドウの育て方 ~種からチャレンジ:誘引・副梢剪定 作業~

こんにちは。
今日は、ブドウの手入れを行いました。

撮影日:6月22日
現在の様子です。今日の作業は3つ

作業①:副梢の調整
メインの2本伸ばした新梢に、副梢が葉の付け根から出てきます。
副梢は、それぞれ葉を1~3枚で調整します。
4枚め以降の葉は取ります。
副梢の様子です。
葉が4枚と先端の小さな葉が出ています。
3枚目までは残し、4枚目から切ります。
※黄色で囲んだところを切りました。
今回、副梢で4枚以上になっていたのは意外に少なく、2か所だけでした。
他は、1~3枚でした。


作業②:メインの新梢の誘引
幹から2本のメインの新梢を伸ばしており、それぞれ右巻き・左巻きで行灯に巻き付けています。
ある程度伸ばしては誘引しています。

今日は、写真で右に伸びている新梢を誘引します。

針金入りビニール帯で支柱に固定します。
このときに、曲がりやすい方向があるので、逆らわずに曲げます。
そうすると、写真のように、葉が裏返った状態になることがありますが、心配はありません。
ちゃんと半日~1日経つと、葉の表側が上になるように、葉の向きが変わっています。



作業③:新梢先端を1本にする。
写真のように、2本のうちの片方が先端が2つになってしまいました。
よくよく見ると、葉が付いている側がメインのようです。
※上の写真だと右側、下の写真では下側になります。
スジと節が他の所と同じようにあります。
メインに栄養を集中させるため、もう一方はある程度分岐の所から残して切ります。
ちょきんと切りました。

作業終了です。
花が付けば必要枚数の葉になるように伸ばして、新梢の長さを調整するのですが、今年は2年目ということでまだ花は咲きません。
どこまで伸ばすかな。。。

行灯裏側です。
表に比べて葉が少ないです。
副梢を利用して葉を増やそうか考え中です。

幹の根元です。
表面の皮が1枚むけています。
中の成長に、外の皮が追いつけなかったようです。
取敢えず、向いたりせずにそのままにしておきます。


●今月の作業
ブドウの作業時期
・水やり:鉢の表面が乾いたら、たっぷり与える。
     ただしブドウは過湿を嫌うので、注意。
 ※頻度は、メインの鉢植えは1~2日に1回、小さい鉢植えは2~3日に1回(様子をみて)水やりをしています。

・肥料は、固形の肥料の他に、1週間に1度程度、液体肥料(1000倍希釈)を与えています。
・新梢、副梢の伸びが著しいので、適度な大きさ、量に管理する。


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こちらは、挿し枝組3人衆。
根も無事についたようで、伸び始めました。
支柱を越える高さまで伸びています。
誘引作業始めました。枝が傾いているのはそのためです。

一番小さかった鉢(一番右側の5号鉢)が、今では一番大きな葉を付けて元気です。
しかし、来年どうしよう。。。
※もちろん捨てられない。




【おまけ:クサカゲロウの浜後発見】
ブドウの副梢の様子などよく見ていたら、嬉しいものを発見。
見やすいようにボトルのフタ(青色)を背景に撮っています。
細い柄のついた卵で、これはクサカゲロウの卵です。
「ウドンゲ」とよばれることも。

クサカゲロウの幼虫は、アブラムシやハダニなどの小動物を捕食し、農業害虫の天敵として使用されます。非常に大食いで、害虫を食べつくす益虫です。
※このため、食べつくしてエサが無くなり死んでしまうことも多い。
これがいると、アブラムシはもちろんのこと、新芽の大敵のアザミウマもいなくなります。
薬に頼らなくても良くなります、ありがたや~。

卵があるということは、「ここ、アブラムシとか いそう」って判断されたってことでしょうか?
巻きヒゲにもありました。
他にも、パッションフルーツの葉にもありました。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。

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