注目の投稿
(2019/07/28に挿し木の部分の記述を改定、写真追加)
6月25日に行った挿し木がうまく発根してくれたので、まとめ直しました。
桜について
●桜について
科名属名:バラ科サクラ属
原産地 :東アジア
●作業時期
・開 花:3~4月
・植え付け・植え替え:12~3月
・挿し木:2~3月または6~7月
・剪 定:12~2月
・肥 料:12~2月、5月
生育期の6~8月、月2回2000倍希釈の液肥を与える。
●置き場、日当たり
日当たりの良い場所に置く。強い西日の当たる場所は余り好まない。
又、強い風の当たるところは避ける。
日陰になる枝は折れやすく、枝と枝の間隔が広くなり、日光の当たる方へと伸びる。
通気性、透水性がよく、肥沃で水持ちの良い土壌を好む。
根が広がらない硬い土壌は避ける。
●水やり
鉢植えでは、夏は朝か夕方に1回、春と秋は1~2日に1回程度、冬は乾燥したら水を与える。
庭に植えている場合は、基本必要ない。
※ただし夏場など雨が降らない場合は、与える。
●植え替え、植え付け
植え替えの土には、肥料を入れない。
根が傷むので、根が落ち着いて、芽が動き始めてから、肥料を与える。
(植え替え後、1カ月程して根付いてから)
●肥 料
12月~2月、および開花後の5月に肥料を与える。
6~8月は、月2回2000倍に希釈した液肥を水代わりに与える。
※地植えの場合、地表に肥料を蒔くと、根系が地表に上がってくるので、穴を掘って施す。
●剪 定
剪定を間違えると、すぐに枯れる。できるだけ自然のまま育てる方がよい。
ことわざ:桜切るばか、梅切らぬばか
挿し木や接ぎ木での発根する確率が、他の植物に比べて低い。
●増やし方(挿し木)
新芽の動く前の2月下旬~3月中旬、または花が咲き終わった後の6~7月に行う。
2~3月:新芽のついている枝、6~7月:その年に伸びた新しい枝を使用する。
使う枝の長さは、10~15cm程の長さの枝を用意。
枝を切るとそこから腐りやすいので、取る場所には注意する。
枝取りに適しているのは、「胴吹き枝」とよばれる幹から直接出ている枝。
※栄養を横取りするため、すぐに剪定される枝です。桜へのダメージが少ない。
ただ、接ぎ木で作られている桜の場合、根元からの胴吹き枝は台木の枝の可能性があるので避ける。
【やり方】
1.育苗ポット(深さ10cm以上)を準備する。
2.育苗ポットに土をいれる。
底には砂、上には赤玉土や鹿沼土(水はけの良い土)を入れる。
※すだちはバーミキュライトを使用
注意: 苗ポットの底を防ぐためにネットを使用したのですが、根がネットを通り抜けて伸びてしまい、植え替えの時に面倒でした。使用しない方がいいです。
3.挿し木用の枝を用意する。
6~7月に行う場合、今年に出た胴吹き枝を使用するとよい。
※写真は枝1本から挿し木2こを取る為、この段階では枝の長さが30㎝位あります。
4.挿し木用の枝の切り口を斜めにカットする。
5.切り口を2~3時間、水に浸け、水あげをする。
6.葉っぱの1/2~1/3を取り除く(6~7月の場合)
7.発根率を上げるため、あれば切り口に発根剤を塗る。
※桜は発根する確率が比較的低いため、あった方が率が上がる。出るときは出る。
8.枝を6~10cm程さす。
※何本か挿し木するときは、間隔を3~4cmあける。
9.土が乾かないように水やりをし、明るい日陰で管理する。
葉が少ないので、害虫などによる食害にも注意する。
1~2カ月ほどで、このように発根します。
※発根剤使用せず。使用用土:バーミキュライト
10.半年ほどたって、株が十分に育ってから鉢に植え替える。
●2019年作成の挿し木について
結局、9月に入ってから新芽が伸びてきました。
サイズもこの大きさなので、植え替えは、落葉後にする予定。
●病気、害虫
害虫:バラ科なので多いです。
葉を食害します。
毛虫類は見つけたら、集団が散らばる前に駆除する。
参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ガーデニング初心者ランキング
6月25日に行った挿し木がうまく発根してくれたので、まとめ直しました。
桜について
●桜について
科名属名:バラ科サクラ属
原産地 :東アジア
●作業時期
月別作業-桜 |
・植え付け・植え替え:12~3月
・挿し木:2~3月または6~7月
・剪 定:12~2月
・肥 料:12~2月、5月
生育期の6~8月、月2回2000倍希釈の液肥を与える。
●置き場、日当たり
日当たりの良い場所に置く。強い西日の当たる場所は余り好まない。
又、強い風の当たるところは避ける。
日陰になる枝は折れやすく、枝と枝の間隔が広くなり、日光の当たる方へと伸びる。
通気性、透水性がよく、肥沃で水持ちの良い土壌を好む。
根が広がらない硬い土壌は避ける。
●水やり
鉢植えでは、夏は朝か夕方に1回、春と秋は1~2日に1回程度、冬は乾燥したら水を与える。
庭に植えている場合は、基本必要ない。
※ただし夏場など雨が降らない場合は、与える。
●植え替え、植え付け
植え替えの土には、肥料を入れない。
根が傷むので、根が落ち着いて、芽が動き始めてから、肥料を与える。
(植え替え後、1カ月程して根付いてから)
●肥 料
12月~2月、および開花後の5月に肥料を与える。
6~8月は、月2回2000倍に希釈した液肥を水代わりに与える。
※地植えの場合、地表に肥料を蒔くと、根系が地表に上がってくるので、穴を掘って施す。
●剪 定
剪定を間違えると、すぐに枯れる。できるだけ自然のまま育てる方がよい。
ことわざ:桜切るばか、梅切らぬばか
挿し木や接ぎ木での発根する確率が、他の植物に比べて低い。
●増やし方(挿し木)
新芽の動く前の2月下旬~3月中旬、または花が咲き終わった後の6~7月に行う。
2~3月:新芽のついている枝、6~7月:その年に伸びた新しい枝を使用する。
使う枝の長さは、10~15cm程の長さの枝を用意。
枝を切るとそこから腐りやすいので、取る場所には注意する。
枝取りに適しているのは、「胴吹き枝」とよばれる幹から直接出ている枝。
※栄養を横取りするため、すぐに剪定される枝です。桜へのダメージが少ない。
ただ、接ぎ木で作られている桜の場合、根元からの胴吹き枝は台木の枝の可能性があるので避ける。
【やり方】
1.育苗ポット(深さ10cm以上)を準備する。
2.育苗ポットに土をいれる。
底には砂、上には赤玉土や鹿沼土(水はけの良い土)を入れる。
※すだちはバーミキュライトを使用
注意: 苗ポットの底を防ぐためにネットを使用したのですが、根がネットを通り抜けて伸びてしまい、植え替えの時に面倒でした。使用しない方がいいです。
3.挿し木用の枝を用意する。
6~7月に行う場合、今年に出た胴吹き枝を使用するとよい。
※写真は枝1本から挿し木2こを取る為、この段階では枝の長さが30㎝位あります。
4.挿し木用の枝の切り口を斜めにカットする。
5.切り口を2~3時間、水に浸け、水あげをする。
6.葉っぱの1/2~1/3を取り除く(6~7月の場合)
7.発根率を上げるため、あれば切り口に発根剤を塗る。
※桜は発根する確率が比較的低いため、あった方が率が上がる。出るときは出る。
8.枝を6~10cm程さす。
※何本か挿し木するときは、間隔を3~4cmあける。
2019/06/25撮影 |
葉が少ないので、害虫などによる食害にも注意する。
挿し木から1カ月後(2019/07/28) |
※発根剤使用せず。使用用土:バーミキュライト
10.半年ほどたって、株が十分に育ってから鉢に植え替える。
●2019年作成の挿し木について
結局、9月に入ってから新芽が伸びてきました。
サイズもこの大きさなので、植え替えは、落葉後にする予定。
撮影日:9月10日(挿し木から2カ月半ほど) |
●病気、害虫
害虫:バラ科なので多いです。
葉を食害します。
毛虫類は見つけたら、集団が散らばる前に駆除する。
参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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