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タイトル:ミニトマトにカイガラムシが発生しました ~カイガラムシの対策について~
こんにちは。
数日見なかったミニトマト、やたら萎れている部分があると思ったら、カイガラムシの被害が出ていました。
毎日見れれば、気が付けたのですが、やられた。。。
今日は、今後のためも兼ねて、カイガラムシについて。
【目 次】
1.実際の被害について
2.カイガラムシについて
3.対策と駆除方法など
秋になって、何粒かミニトマトの実がなっています。
下から伸ばした脇芽のうち、やたらと萎れているものがありました。
その茎をよく見ると、茎に何やら白いものが、数センチびっしりと。。。
虫の写真なので、自主規制(モザイク入れています)。見たい方は、こちら。
虫がいる枝は、葉も萎れてしまっているので、枝を切って虫も一緒に駆除しました。
体調3~4mmほど、写真から判定するに、コナカイガラムシの一種のようです。
こちらは別の枝にいた1匹。
背中に丸い模様があります。
こちらも虫の写真なので、自主規制(モザイク入れています)。見たい方は、こちら。
同じ種かと思っていましたが、今一度見比べるとずいぶん形・模様が違います。
5㎜くらいあったように思えます。 ※ただし正確に測ったわけではない。
ワタフキカイガラムシの一種だと思うのですが。。。
こちらも枝ごと駆除です。
●念のため、オルトランDX粒剤散布
次の日、ミニトマトを見てみると、まだ数匹残っています。
ピンクの●のところにいました。昨日のより小さいです。
目についたものは、ピンセットや濡れティシュでできるだけ除去。
そのあとに、根元に薬剤を散布して、念押し押します。
使用したのは、こちら。GFオルトラン粒剤です。
※画像は住友園芸化学のホームページよりお借りしました。
ミニトマトの推奨量は、1株につき1~2gです。
そのくらいの量を根元に散布します。
これで、根から吸収された薬剤が、生き残ってミニトマトから吸汁しているカイガラムシを駆除するはずです。
これらの種類は、風で飛んできて、どんどん増えていきます。
※メス1匹で増える単為生殖が可能なので。
いろいろな植物につくので、他の鉢植えも注意して探したいのですが、今は無理なのでもう少し足の状態が良くなってから探します。
●カイガラムシとは
カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。
糸のように細い口吻を植物の幹や茎に差し込んで、養分を吸汁しながら生活する。
植物に固着して生活しているのはメス成体で、オスは蛹を経て一対の羽をもった成虫になる。オス成虫は口が退化し、交尾後数時間から数日で死ぬ。
※種類によってはオスの見つかっていない種類もあり、これらの種はメスだけによる単為生殖によって繁殖しているとされている。
多くのカイガラムシが背負っているカラのようなものは、虫体被覆物といい、ロウ質の分泌物が体表から分泌されている。
カラをかぶっていないように見えるカイガラムシは、ロウ質の分泌物で体の表面が薄く覆われている。
●カイガラムシの種類
カイガラムシは、メス成虫の形態、生態によって大きくいくつかの科に分類される。
・カタカイガラムシ・・・体が厚いロウ物質で覆われているカイガラムシのグループ。
・コナカイガラムシ・・・白いロウ物質に覆われ、粉を吹いたようにみえる。
カイガラムシの中では珍しく、成虫になっても歩行移動する。
他にも、カラを持たない種、カラの代わりに袋のようなものに入っている種もいる。
その他いろいろいますが、主な系統はこの2つ。
●カイガラムシの被害
カイガラムシは、植物の枝や幹、葉に付着して吸汁して生活している。
寄生された植物は、生育に必要な養分を奪われるために生育が悪くなったり、数は多い場合は枝枯れを起こす。
カイガラムシそのものが、植物の美観を損ねることも問題になる。
また、カイガラムシが寄生することで誘発する植物の病気も問題となる。
・スス病・・・枝や幹、葉が黒いすすのようなものでおおわれる。
美観を損ねるだけでなく、葉は光合成が阻害される。
特に硬いカラを持つタイプのカイガラムシには薬剤の効果は期待できないので、ヘラやブラシなどでこすり落とす。(傷ついたカイガラムシから体液が出てくるので、手袋は必須)
または、弱った枝ごと取り除く。
2:薬剤による駆除
成虫に対しては薬剤は効きづらいですが、幼虫に対しては効く。
幼虫は体のサイズも小さく見つけにくいので、薬剤を使って駆除する。
オルトラン水和剤、スミチオン、アクテリックなどが有効といわれている。
また、土にまくタイプの殺虫剤(オルトラン粒剤)は、植物が吸い上げた殺虫成分が効くのでしっかり退治してくれる。(ただし、高さ1mくらいまで)
3.天敵を利用した駆除
天敵の小型の蜂や、ある種のテントウムシを用いた方法。一般家庭向けではない。
退治したあとは、再発がないか、しっかり観察する。
幼虫は小さいので、どうしても見落としがちになるので、注意する。
今日のは自分のために調べた部分が多いです。
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みなります。
ガーデニング初心者ランキング
こんにちは。
数日見なかったミニトマト、やたら萎れている部分があると思ったら、カイガラムシの被害が出ていました。
毎日見れれば、気が付けたのですが、やられた。。。
今日は、今後のためも兼ねて、カイガラムシについて。
【目 次】
1.実際の被害について
2.カイガラムシについて
3.対策と駆除方法など
1.実際の被害について
今回被害にあったミニトマト(レジナ)の株。秋になって、何粒かミニトマトの実がなっています。
下から伸ばした脇芽のうち、やたらと萎れているものがありました。
その茎をよく見ると、茎に何やら白いものが、数センチびっしりと。。。
虫の写真なので、自主規制(モザイク入れています)。見たい方は、こちら。
虫がいる枝は、葉も萎れてしまっているので、枝を切って虫も一緒に駆除しました。
体調3~4mmほど、写真から判定するに、コナカイガラムシの一種のようです。
こちらは別の枝にいた1匹。
背中に丸い模様があります。
こちらも虫の写真なので、自主規制(モザイク入れています)。見たい方は、こちら。
同じ種かと思っていましたが、今一度見比べるとずいぶん形・模様が違います。
5㎜くらいあったように思えます。 ※ただし正確に測ったわけではない。
ワタフキカイガラムシの一種だと思うのですが。。。
こちらも枝ごと駆除です。
●念のため、オルトランDX粒剤散布
次の日、ミニトマトを見てみると、まだ数匹残っています。
ピンクの●のところにいました。昨日のより小さいです。
目についたものは、ピンセットや濡れティシュでできるだけ除去。
そのあとに、根元に薬剤を散布して、念押し押します。
使用したのは、こちら。GFオルトラン粒剤です。
※画像は住友園芸化学のホームページよりお借りしました。
ミニトマトの推奨量は、1株につき1~2gです。
そのくらいの量を根元に散布します。
これで、根から吸収された薬剤が、生き残ってミニトマトから吸汁しているカイガラムシを駆除するはずです。
これらの種類は、風で飛んできて、どんどん増えていきます。
※メス1匹で増える単為生殖が可能なので。
いろいろな植物につくので、他の鉢植えも注意して探したいのですが、今は無理なのでもう少し足の状態が良くなってから探します。
2.カイガラムシについて
今回被害にあったカイガラムシについて。●カイガラムシとは
カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。
糸のように細い口吻を植物の幹や茎に差し込んで、養分を吸汁しながら生活する。
植物に固着して生活しているのはメス成体で、オスは蛹を経て一対の羽をもった成虫になる。オス成虫は口が退化し、交尾後数時間から数日で死ぬ。
※種類によってはオスの見つかっていない種類もあり、これらの種はメスだけによる単為生殖によって繁殖しているとされている。
多くのカイガラムシが背負っているカラのようなものは、虫体被覆物といい、ロウ質の分泌物が体表から分泌されている。
カラをかぶっていないように見えるカイガラムシは、ロウ質の分泌物で体の表面が薄く覆われている。
●カイガラムシの種類
カイガラムシは、メス成虫の形態、生態によって大きくいくつかの科に分類される。
・カタカイガラムシ・・・体が厚いロウ物質で覆われているカイガラムシのグループ。
・コナカイガラムシ・・・白いロウ物質に覆われ、粉を吹いたようにみえる。
カイガラムシの中では珍しく、成虫になっても歩行移動する。
他にも、カラを持たない種、カラの代わりに袋のようなものに入っている種もいる。
その他いろいろいますが、主な系統はこの2つ。
●カイガラムシの被害
寄生された植物は、生育に必要な養分を奪われるために生育が悪くなったり、数は多い場合は枝枯れを起こす。
カイガラムシそのものが、植物の美観を損ねることも問題になる。
また、カイガラムシが寄生することで誘発する植物の病気も問題となる。
・スス病・・・枝や幹、葉が黒いすすのようなものでおおわれる。
美観を損ねるだけでなく、葉は光合成が阻害される。
3.カイガラムシの駆除方法
1:基本的な駆除方法は、捕殺すること。特に硬いカラを持つタイプのカイガラムシには薬剤の効果は期待できないので、ヘラやブラシなどでこすり落とす。(傷ついたカイガラムシから体液が出てくるので、手袋は必須)
または、弱った枝ごと取り除く。
2:薬剤による駆除
成虫に対しては薬剤は効きづらいですが、幼虫に対しては効く。
幼虫は体のサイズも小さく見つけにくいので、薬剤を使って駆除する。
オルトラン水和剤、スミチオン、アクテリックなどが有効といわれている。
また、土にまくタイプの殺虫剤(オルトラン粒剤)は、植物が吸い上げた殺虫成分が効くのでしっかり退治してくれる。(ただし、高さ1mくらいまで)
3.天敵を利用した駆除
天敵の小型の蜂や、ある種のテントウムシを用いた方法。一般家庭向けではない。
退治したあとは、再発がないか、しっかり観察する。
幼虫は小さいので、どうしても見落としがちになるので、注意する。
今日のは自分のために調べた部分が多いです。
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みなります。
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コメント
よくわかりました。実はうちのミニトマトにも...
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