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タイトル:キングスライムの帽子を編む ~マムートヘルメットをベースに使用~
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左:今回作成したもの、右:以前作成したもの |
こんにちは。
数年前に鍵編みで作成した、スキーの時に使用する「キングスライムの帽子」(快晴時限定)。
ちょっとだけ勇気が出て、可愛いいので気に入っているのですが、一つ気になることが。
というのは、最近の傾向として、怪我防止のため、ヘルメットを着用する人が増えている事。
丸さを出すために、スポンジが入っているので、普通の帽子よりは幾分衝撃を減らすことが出来るかもしれませんが、やっぱりヘルメットを着用したい。
ということで、キングスライムの帽子+ヘルメット着用という条件を叶えるべく、作りました。
注意!! すだちは左利きです。そのため、輪にして編む場合は、通常の右利きの人とは反対周りになります。
●編み図
編み図は解読できる方は、参考にしてください。
※基本、数字で書いています。
●使用した毛糸
今回使用した毛糸:
アクリル(並太)・抗菌防臭
アクリル100%
標準状態重量 約40g玉(糸長約67m)
使用カギ針 6/0~7/0号
カラーは、水色(本体用)、紫色・緑色(帽子用)、黄色(帽子飾り用)です。
本体用は5玉用意しましたが、実際は3玉で作りました。
●作成の様子
・今回使用したヘルメットです。
スキー用のものではなく、登山用のものです。
●本体を編んでいきます。
最初は、少し楕円形にして編み始めます。
ヘルメットに合わせながら、編み目を増やしていきます。
カギ編みなので、多少は変形して調整が効きます。
ヘルメットの下まで編みます。
最終:36段、125目でした。
●本体が編み終わったら、王冠を編みます。
・王冠の本体
緑色と紫色の糸を使い、写真の様な2色が交互になったものを作ります。
最初:8目スタート(輪にします)
2~6段:8目増、7~12段:48目(増減なし)
・王冠のフチ飾りを作ります。
王冠のフチ飾りは、黄色の糸で編みます。
フチの基礎の部分は、鎖編みを55目作り、こま編みで2段編んでいます。
※鎖編みの裏目を拾って、こま編みの1段目を編んでいます。
そこに、三角の部分を8個つけ、最後に△部分をこま編みで縁取りしています。
・王冠の先端を作ります。
先端も、フチ飾りと同じ黄色の糸で編みます。
1段目:6目(輪にします)、2~3段目:6目(増減なし)
4段目:12目(6目増)
・王冠の本体に中綿を入れるときに、中綿が出ないようにする底フタを作ります。
※なくても、綿を入れて水色の本体に付けることが出来るなら必要ありません。
1段目:8目(輪にします)、2~6段目:各段8目増
色は水色で作りました。
・パーツができたら、組み立てて王冠にします。
王冠本体に、フチ飾りと先端の飾りと付けます。
そのあと、本体に綿をいれ、綿が出ないように、底フタを付けます。
・ほっぺたを本体の水色を編みます。
1段目:6目(輪にします)
2段目:12目、3段目:18目、4段目:24目(6目増)
これを2つ編みます。
・本体に王冠を付けます。
ヘルメットに本体を被せて、位置を決め、縫い付けます。
●ヘルメットへの固定ヒモを付ける
・本体に、ヘルメットに固定するためのヒモを取り付けます。
ヘルメットの穴に通す形で、本体を固定する紐を付けます。
紐は、3つ編みにして太くしています。
前と後ろに付けています。
これで、顔の位置決めをするときに、本体とヘルメットがずれません。
●顔を作る
・目と口をフェルトで作ります。
フェルトは、裏がシールになっているものを使用しています。(100均で購入)
※普通のフェルトの時は、接着剤を使用して付けます。
目(白色):直径20mm、黒目(黒色):9mm
口(赤色):左右の幅80mm
まち針で位置取りしています。(写真右)
・頬っぺたを縫い付け、フェルトを本体に貼り付けます。
ちょっとした位置の違いで表情が変わるので、とても緊張します。
完成です!!
これでヘルメットで滑ることができます。
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。
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