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タイトル:殺虫剤「オルトラン粒剤」の散布 ~2020年5月:アブラムシ・アザミウマ退治に~
こんにちは。
5月のGWの連休も終わり、気温が上がってくると、毎年やってくる困った来客。
被害が目に見えるようになってきたので、退治すべく、殺虫剤「オルトラン粒剤」を散布しました。
【目次】
1.使用したオルトラン粒剤について。
※家庭園芸用「GFオルトラン粒剤(住友化学園芸)
2.実際の被害状況について
・パッションフルーツ(アザミウマ)、アザミウマについて
・マンゴー(アザミウマ)
・サクラ(??)
・サルスベリ(アブラムシ)、アブラムシについて
剤型は、写真のように顆粒タイプの粒剤で、必要な量を株の根元に散布して使用します。
(性状:類白色細粒、剤型:粒剤)
●殺虫剤 家庭園芸用GFオルトラン粒剤
特徴:
・吸汁性害虫(アブラムシ等)及び食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシ等)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
・効果が持続しますので、広範囲の園芸害虫の防除に適しています。
・殺虫成分の作用性:持続性、有効成分はアセフェートです。
※説明などは住友化学園芸のHPを参考にしています。
適用をみると、花卉類のところにアブラムシ類・アザミウマ類とあります。
容量は、200g(散粒容器入り)、650g、1kg(袋入り)、1.6kg(袋入り)があります。
花卉の場合、面積当たりの使用量しか書いていませんが、野菜の場合は、1株当たり1~2gとなっています。
なので、使用量はそれに合わせて(1株1~2g)散布しました。
こんな感じで、株の根元に散布し、そのあと、薬剤が根から吸収されるよう、軽く水をやっています。
※ジャージャーやり過ぎると、折角散布した薬剤が鉢底から流れてしまうので注意です。
基本的に、パッションフルーツは病害虫の心配がないのですが、これだけは悩まされます。
新しく大きくなった葉に、写真のようにシミのような傷がついたり、きれいに葉が展開しないときは、被害にあっているサイン。
被害の初期の段階では虫自体は見つけづらいですが、このサインで気が付くことができます。
害虫:アザミウマについて。
植物の表面をかじって傷をつけ、汁を吸う虫です。
細長い形で、サイズは1~2mm位の小さな虫です。
パッションフルーツだけでなく、草花・野菜・庭木など多くの植物が被害を受けます。
被害を受けると、
・葉のシミ・奇形葉(正常に展開しなくなる)
・ツルがまっすぐに伸びない
・花に傷がつく、成長しない、すぐ終わる
・実に傷がつく、大きくならない
などの症状が出てきます。
また、放置して大量に繁殖すると、新芽が食害を受けたようになり、新芽が成長しなくなります(経験済み)。
被害を受ける時期は、ちょうど今からぐらいからです。
よく見ると、新芽のいくつかに茶色い傷があります。形もちょっと悪いです。
※写真をとった次の日に確認したら、アザミウマ見かけました。
パッションフルーツ同様、ちゃんと葉が大きく展開しない原因となるので、駆除します。
最近出た、1~2枚がこのように色が悪く、縮れた感じになっています。
※ちゃんと成長した葉は、少し遠い目に写っている濃い緑色の葉のようになります。
このような被害が出そうな害虫は、アザミウマかアブラムシだと思うのですが、肝心の害虫が見当たらないので、本当の犯人はわかりません。
犯人が発揮していませんが、一斉に薬剤で駆除しないと、害虫が散布していないところに避難するので、散布しておきます。
アブラムシが来ると、蟻も株にやってくるので、家にいれるときなど面倒です。
放っておいて、アブラムシの数が増えてくると、葉の表面がべたべたしたようになり、葉の表面が黒くなって生育が阻害される「すす病」にもなります。
害虫:アブラムシについて
草花、野菜、花木、庭木、果樹などほとんどの植物で発生します。
繁殖力が旺盛で、新芽や新梢・裏葉に群棲します。
被害には直接被害と、間接被害の2種類があります。
直接被害:植物の汁液を吸って加害するので、成長が著しく悪くなったり、葉が巻いたりする被害が出ます。
間接被害:モザイク病などのウイルス病を媒介したり、分泌物で蟻を誘引する、排せつ物に「すす病」が発生して葉が黒くなり生育が阻害される、などの被害があります。
発生時期:4~10月(特に、春と秋)
これらの被害が見受けられたので、GFオルトラン粒剤をそれぞれに散布しました。
散布は、涼しい午前中に行いました。
こんにちは。
5月のGWの連休も終わり、気温が上がってくると、毎年やってくる困った来客。
被害が目に見えるようになってきたので、退治すべく、殺虫剤「オルトラン粒剤」を散布しました。
【目次】
1.使用したオルトラン粒剤について。
※家庭園芸用「GFオルトラン粒剤(住友化学園芸)
2.実際の被害状況について
・パッションフルーツ(アザミウマ)、アザミウマについて
・マンゴー(アザミウマ)
・サクラ(??)
・サルスベリ(アブラムシ)、アブラムシについて
1.使用したオルトラン粒剤について。
今回使用したのは、住友化学園芸から販売されている「家庭園芸用GFオルトラン粒剤」です。剤型は、写真のように顆粒タイプの粒剤で、必要な量を株の根元に散布して使用します。
(性状:類白色細粒、剤型:粒剤)
●殺虫剤 家庭園芸用GFオルトラン粒剤
特徴:
・吸汁性害虫(アブラムシ等)及び食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシ等)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
・効果が持続しますので、広範囲の園芸害虫の防除に適しています。
・殺虫成分の作用性:持続性、有効成分はアセフェートです。
※説明などは住友化学園芸のHPを参考にしています。
適用をみると、花卉類のところにアブラムシ類・アザミウマ類とあります。
容量は、200g(散粒容器入り)、650g、1kg(袋入り)、1.6kg(袋入り)があります。
花卉の場合、面積当たりの使用量しか書いていませんが、野菜の場合は、1株当たり1~2gとなっています。
なので、使用量はそれに合わせて(1株1~2g)散布しました。
こんな感じで、株の根元に散布し、そのあと、薬剤が根から吸収されるよう、軽く水をやっています。
※ジャージャーやり過ぎると、折角散布した薬剤が鉢底から流れてしまうので注意です。
2.実際の被害状況について
ここからは、実際の被害についてです。●パッションフルーツ(アザミウマ)
毎年、5月のGW頃からアザミウマの被害がで始めます。基本的に、パッションフルーツは病害虫の心配がないのですが、これだけは悩まされます。
新しく大きくなった葉に、写真のようにシミのような傷がついたり、きれいに葉が展開しないときは、被害にあっているサイン。
被害の初期の段階では虫自体は見つけづらいですが、このサインで気が付くことができます。
害虫:アザミウマについて。
植物の表面をかじって傷をつけ、汁を吸う虫です。
細長い形で、サイズは1~2mm位の小さな虫です。
パッションフルーツだけでなく、草花・野菜・庭木など多くの植物が被害を受けます。
被害を受けると、
・葉のシミ・奇形葉(正常に展開しなくなる)
・ツルがまっすぐに伸びない
・花に傷がつく、成長しない、すぐ終わる
・実に傷がつく、大きくならない
などの症状が出てきます。
また、放置して大量に繁殖すると、新芽が食害を受けたようになり、新芽が成長しなくなります(経験済み)。
被害を受ける時期は、ちょうど今からぐらいからです。
アザミウマ被害時期 ※住友化学園芸HPより抜粋 |
●マンゴー(アザミウマ)
5月に入り、新芽が伸びてきたマンゴーの苗。よく見ると、新芽のいくつかに茶色い傷があります。形もちょっと悪いです。
※写真をとった次の日に確認したら、アザミウマ見かけました。
パッションフルーツ同様、ちゃんと葉が大きく展開しない原因となるので、駆除します。
●サクラ(??)
3月下旬から新芽が伸び始めたサクラの苗ですが、最近先端の葉がなんとなく縮れる感じの被害が出て、気になっていました。最近出た、1~2枚がこのように色が悪く、縮れた感じになっています。
※ちゃんと成長した葉は、少し遠い目に写っている濃い緑色の葉のようになります。
このような被害が出そうな害虫は、アザミウマかアブラムシだと思うのですが、肝心の害虫が見当たらないので、本当の犯人はわかりません。
犯人が発揮していませんが、一斉に薬剤で駆除しないと、害虫が散布していないところに避難するので、散布しておきます。
●サルスベリ(アブラムシ)
5月あたりからどこからともなくやってきて、最初は新芽から、やがて今年伸びた部分の大部分が被害にあいます。
矢印のところに、アブラムシがいます。アブラムシが来ると、蟻も株にやってくるので、家にいれるときなど面倒です。
放っておいて、アブラムシの数が増えてくると、葉の表面がべたべたしたようになり、葉の表面が黒くなって生育が阻害される「すす病」にもなります。
害虫:アブラムシについて
草花、野菜、花木、庭木、果樹などほとんどの植物で発生します。
繁殖力が旺盛で、新芽や新梢・裏葉に群棲します。
被害には直接被害と、間接被害の2種類があります。
直接被害:植物の汁液を吸って加害するので、成長が著しく悪くなったり、葉が巻いたりする被害が出ます。
間接被害:モザイク病などのウイルス病を媒介したり、分泌物で蟻を誘引する、排せつ物に「すす病」が発生して葉が黒くなり生育が阻害される、などの被害があります。
発生時期:4~10月(特に、春と秋)
アブラムシ被害時期 ※住友化学園芸HPより抜粋
これらの被害が見受けられたので、GFオルトラン粒剤をそれぞれに散布しました。
散布は、涼しい午前中に行いました。
(暑い日中は散布を避けた方が良いです)
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