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ドラゴンフルーツの不必要に伸びた新芽をカットしました。2020年6月

タイトル:ドラゴンフルーツの不必要に伸びた新芽をカットしました。 (2020/06/06)

こんにちは。
やらないといけないな、と思いながら先延ばしにしていた「ドラゴンフルーツの不必要に伸びた新芽」のカット作業を行いました。

【目 次】

1.作業前の状態

今回作業したのはこちらの2鉢です。
春になり、暖かくなって来たので、茎のあちらこちらから新芽が出て伸びています。
 本当は手で簡単に折れる位の小さいサイズの時に折り取ればよかったのですが、ついつい作業を先延ばししていました。

 どの新芽を残して、大きくするかは種類によって違います。
 ドラゴンフルーツの場合は、花を咲かせるためには下のイラストの様な形に仕立てる必要があります。
この方法は、「行灯型」と呼ばれます。
1.まず、主茎を一本高さ1m(100cm)の位置まで伸ばします。
2.次に、高さが十分伸びたら先を摘芯し、新たに新芽を出させます。
3.イラストのように、新芽を下に折り返して伸ばすようにします。
4.下に伸ばした茎の先に蕾が付く形になります。

そのため、これ以外についた新芽は仕立ての邪魔になる為、取り除く必要があります。


2.カットするところ

 カットは主茎の途中から出ている新芽はすべて取り除きます。
 下から伸びているものも、これ以上は主茎の本数を伸ばす予定が無いので取り除きます。
(主茎にするものは、根元からしっかり伸びた茎を使用します)

こちらは、主茎の上部の部分です。
すでに、主茎の高さは目標とする1m(100cm)に届いています。
そこから下に伸ばすための新芽(茎)も伸ばしてあります。
主茎の先ではない部分から新芽が出ているので、ライン位置(新芽の根元)でカットを行います。


3.作業後の状態

作業前と作業後を比較したのが、上の写真です。
主茎の途中、下から少し伸びた茎から出ていた新芽は、ほぼすべてカット行いました。
今年伸びた新芽はほぼカットです。

今回カットした新芽です。長さが15cm以上あります。
このサイズだと、手で折る(かきとる)ことは不可能だったので、すべて園芸用ハサミでカットしました。
使用する前に、ほかの植物からの病気を防ぐために、ハサミの刃をコンロで炙ってから使用しています。

花が付くのは下に折り返して伸ばした茎からですが、まだ新芽が出ていません。

こちらは、主茎の先から折り返して下に伸ばす予定にしていた茎の一つです。
本当は、茎は下向きに伸びていくのですが、このようになかなか下に伸びない時もあります。
そのような場合は、半分くらいの所でカットします。
そうすることで切り口から新たに新芽伸ばし、下向きに新芽(茎)が伸びるようにします。
このようにカットすると、切り口付近から新たな新芽が伸びてくるので、それを下向きに伸ばすようにします。


4.これからの手入れについて

 これからの生育期は、株を充実させる大事な季節になります。
 肥料としっかりと与え、株に栄養を十分蓄えさせるようにします。
 肥料は9月まで、毎月与えるようにします。
 必要のない場所から伸びてくる新芽については、すべてかき取るようにします(剪定作業)。
 
 不要になって剪定してカットした茎は、増やす場合は挿し穂として利用することができます。カットした茎を1週間ほど日陰干にし、清潔な土に挿すと簡単に増やすことが出来ます。
 挿す場合は、もともとの向きを間違えないように気を付けます。カットし日陰干しにしている間に、間違えやすいです。
 間違えると、根付きが悪いです。(実際にやらかしました)
 私の場合、カットした茎に上下の目印(上とか下とか)をマジックなどで書いて、わかるようにしました。

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本日の作業は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。


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コメント

  1. カットした切り口はそのままで良いのでしょうか?

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  2. コメントありがとうございます。カットした後の切り口は、特に何もしていません。

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