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こんにちは。
タネから育てた苗バーション。
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4月下旬に、種蒔き及び脇芽の挿し穂をしたミニトマト(レジナ)。
そろそろ植え替えに良いサイズになってきました。
苗ポットだと狭そうなこともあり、植え替えを行うことにしました。
今年は、いつもの5号鉢ではなく「水耕栽培セットに使うカゴ」に植えてみました。
狙いとしては、植えている土の通気性の確保および、根がカゴから伸びてきたら、下から水耕栽培のように水(溶液)を吸わせることがあります。
今ベランダにはたくさんの植物がある為、できるだけ大きな植木鉢は使いたくないところ。
かといって小さいとやっぱり可哀想、というわけです。
また、昨年(2019年)水耕栽培を行った時に、カゴ部分に遮光のためのアルミホイルを張っていたのですが、これを濡らしたくないために上から水をかけることが出来ませんでした。
※両面テープで貼っているので剥がれないか心配、アルミホイル上に水が溜まる等々の理由から。
そこで、水耕栽培の良いところを取り入れつつ、ジャンジャン水を掛けられるようにしたわけです。
今回、植え替えに使用した苗。
・種蒔きから育った苗:2個(2本)
・脇芽の挿し芽から作った苗:2個
写真では沢山写っていますが、状態の良いものを使用しました。
挿し穂の方は花が付き始めています。
●植替えの方法について
使用している白いカゴは、水耕栽培の時にも使用しているカゴです。
キッチンの整理整頓などで使用されるもの。10cm位は深さがあります。
このカゴと、これと口の大きさが合う入れ物(くず物入れ)を組み合わせて使用しています。
入れ物は、水耕栽培の状態になった時に溶液を入れる部分になります。
そのため、透明(光が通りやすい)ものよりも、黒色など光を遮断する色のものの方が良いです。
これらは100均で購入したものです。100均のもので十分行けます。
カゴに直接用土を入れても、カゴの網目から用土が全部落ちてしまうので、三角コーナーなどに被せて使う「ストッキングネット」をいれて、その中に苗および用土を入れています。
このストッキングネットだと、根が伸びてきたときに、隙間から外に伸びることも可能です。
また、伸縮性があるので、土を入れていくと、容器の形に合わせてくれるのためです。
用土は、赤玉(小粒)とバーミキュライトを半々くらいで混合したものを使用しました。
バーミキュライトのみだと、給水性は抜群なのですが、少し良すぎるかなと思ったため。
水耕栽培の時は、養液に日光が当たると藻など余計なものが生える(水が悪くなる)原因になるので、アルミ箔を張ったりして日光を遮断しますが、これだけ土が入っていれば日光は大丈夫でしょう。
●植え替え後の様子
1つのカゴに2個(2本)ずつ植えました。
脇芽の挿し穂バーションと、
苗ポットの時と比べて、土の量は格段に増えました。
5号鉢に入る土よりは少ないかもしれません。
ただ、下に伸びた分は水耕栽培のように溶液につかるので、大丈夫です。
●植え替えから約1週間後の状態
植替えから約1週間が経ちました。
下の黒い容器は、水(溶液)を入れる容器です。
苗は少しですが、たくましくなった感じがします。
植替えた後、旅行に行くため数日家を空けていて、枯れないか心配でしたが無事に乗り切りました。
※旅行中は給水器で水を供給していました。給水器も100均のもの。
タネからの苗の土を見てみると、表面に根が走っているのがわかります。
矢印の白く伸びているのが根っこです。
植えた時はちゃんと根が張ってくれるか気になっていましたが、一安心です。
さすがに裏側まではまだ行っていないだろうと思って、持ち上げてカゴの裏を見てみると、
なんと、根は既にネットを突き抜け、カゴの下に伸び始めていました。
勿論植えた時にはこのように突き抜けてはいません。
根の成長の速さにびっくりです。
●これからの管理について
水やり:
鉢植えと同じように、表面が乾きかけたらたっぷり、ジャージャー流れる位。
下の容器に溜まった水は、まだ必要ない(意味がない)ので捨てるようにします。
ハダニなどを防ぎたいので、数日に1回は、葉の両面にスプレーでしっかり水を掛けます。
※ハダニは水が苦手なので、こまめに葉水をスプレーすることで防ぐことが出来ます。
他の害虫(アブラムシ、カイガラムシなど)のチェックも兼ねています。
肥 料:
肥料は水耕栽培のように育てたいので、1日置きに、液体肥料を与えます。
根が十分に長さが無いので、まだ下から吸わせることはしません。
使用肥料、HYOPONEX社のPLANT FOOD (1gを1000mLの水に溶かしたもの)
※1g/1000mL水の濃度が、水耕栽培の時の推奨濃度です。
置き場所:
屋根付きのベランダに置いています。
午前中は日光が良く当たります、午後は日陰になります。
●ミニトマト(レジナ)について
ミニトマトの中でも、特に矮性(背が低い)で、成長しても20cm位の背丈にしかならないです。5号鉢で育てられるサイズです。
※メーカーホームページだと背丈15~20cmと書かれているが、実際はもう少し大きくなります。
背丈が低いため、普通のミニトマトの様な支柱は必要ありません。
※一応、実がたわわに実ったら倒れるのを防ぐために、支柱をしてはいます。
観賞用のミニトマトですが、ちゃんと実は食べられます。ちゃんとミニトマトです。
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本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。
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