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海からの贈り物、ガラスの浮き玉を父島の釣浜でゲット

 こんにちは。

発見日:2021/12/20、  網作成:12/21

父島にきてすぐ位に「浜にはたまに、昔使われていたガラス製の浮き玉が流れ着くことがある」と聞いていました。

今は網などを海に浮かべるときは、プラスチック製のフロートが使われますが、昔はガラス製の浮き玉が日本各地で使われていました。

使われていた当時に何かの理由で網から外れた後、割れずに何十年も、太平洋を何周も漂流していたガラスの浮き玉。そう聞いて海のロマンを感じました。
巷には探せば売っているけど、『自分で見つけたい』と思いました。

家からは製氷海岸と釣浜が比較的近いのですが、釣浜の方が確立が高いと聞き、毎日とはいかないけれど、週2日程度探しに行っていました。
釣浜について↓

この日は、前々日、前日と波が荒い日が続いていていました。
朝の用事を済ませ、ちょうど昼頃が干潮に当たるので、運動がてら釣浜に行くことにしました。

浜に着き、左手に進んで、トーチカ跡くらいまで浮き玉探しながら、砂利の上を歩いていきます。
残念ながら、見つかるのはプラスチック製のフロートばかり。。。
「やっぱり、見つからないようね」と思いながら、戻っているときに、ふと流れ着いたものが溜まるあたりの砂利の間から、緑色の透明なガラスらしきものが見えていました。

まさかね、、と思いながら掘り出してみると、

2021/12/20 ついに発見
ついに見つけることができました。
直径約10cmの緑色のガラス製の浮き玉。
てっきり、このように出た状態で見つかると思っていたのですが、この浮き玉は8割くらいは埋まっていました。(埋まっていた時は写真撮り忘れました)

割れないように、かぶっていた帽子で包み、そっとリュックに入れて。一目散に、でも細心の注意を払って帰りました。転んで割れたら大変です。

家に帰って、その日はそのまま眺めていました。

・浮き玉用の網の入れ物が欲しくなる

次の日、むき出しよりは保護も兼ねて、網の入れ物がほしいと思い、作ることにしました。

作り方(編み方)は、ネットを検索したら見つかるので、それを参考にしました。

雑貨を扱うお店で、麻紐とタコ糸を買ってきました。
本当は、もう少し太い糸が良かったのですが、これが限界でした。
(結局使ったのは、麻紐だけでした。)

具体的な作り方は割愛しますが、編む説明の中で、輪を「ひとひねり」するのですが、どちらにひねるかで出来が全然変わります。
向きを決めるのに、何度かやり直しました。
失敗(試行錯誤)の跡。
ここまでで、時計の長針が2周以上回りました。


自分用メモ:
・最初の底の部分、紐の束側の糸を抑えるようにひねる。
 輪に対して、目と目の間が隙間がある場合は特に。(きっちり編むときは、あまり関係ない)
・2段目以降、写真のように、輪の後ろから手前に糸を引き出し、ひねるのは糸の束側が「上」になるように。その後、ひねった輪の下側から紐の束を通す。
反対だとうまくいかない(きれいに結び目が出来なかった)。
すだちは、左利きなのでご注意を。

試行錯誤の末、納得のいく結び方がわかったので、そこからは早かったです。
半分くらいまで来ました。


完成!!


普通は、保護網から出すことはないので、最後がっちり結んで処理してしまいます。
でも、今回はほどいて出せるようにしています。

漁具っぽくなったので、とりあえず満足です。


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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