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住吉大社の限定御朱印(6月・刺繍)をいただきました

 こんにちは。

左:第四本宮、 中:6月刺繍御朱印、 右:太鼓橋

6月22日に、大阪市住吉区にある「住吉大社」へ行きました。
住吉大社は、全国に2,300社ある住吉神社の総本社で、摂津国一之宮です。
この神社に御朱印をいただきに行きました。

<目 次>

1.6月 水無月”御田植祭”の刺繍御朱印
2.住吉大社 境内の様子
3.アクセス


1.6月 水無月”御田植祭”の刺繍御朱印

住吉大社では、6月に田植えのお祭りである「御田植神事」が開催されます。
穀物の豊かな実りを祈願する、神聖な行事です。
この神事の様子が刺繍されたのが、6月の限定刺繍御朱印です。

左表面、  右:裏面
住吉大社の御朱印は、2022年6月時点では、通常の御朱印、限定刺繍御朱印ともに書置きタイプのみでした。
縁に好いた感じの残る和紙に、御朱印が墨書きされ、御神文と御田植神事の様子のイラスト(?)が刺繍で表現されています。
裏面から見ても刺繍部分が糸が見えています。

刺繍のある御朱印は初めてです。


2.住吉大社 境内の様子

住吉大社の境内紹介。

●反橋(太鼓橋)


住吉大社の象徴として名高い反橋(そりはし)、「太鼓橋」とも呼ばれています。
「渡るだけでお祓いになる」という信仰もあり、古くから親しまれてきました。
真っ赤な朱色の半円形のアーチが素敵な橋です。
現在の石の橋脚は、慶長年間淀君が奉納したものが伝えられています。

昔の写真では階段が無かったりしてますが、今はちゃんと階段がつけられているので、上り下りも安心です。


●手水舎の兎

住吉大社の創建が、神功皇后摂政十一年(211年)辛卯年の卯月の卯日である縁で、兎(卯)が住吉大社の神使とされています。
その兎が、手水舎の水口にあしらわれています。


●なでうさぎ

   左:正面、     右:裏面
第四本宮の近くに置かれている”なでうさぎ”の石像。
住吉大社の神使の兎の像です。
なでうさぎの体を撫でると、無病息災の御利益があるといわれています。


●中にある鳥居

第一~第四本宮があるエリアへの入り口です。


●第一~第四本宮

第三・四本宮側より
住吉大社には、4つの本宮があります。
第一~第三本宮が縦一列に、第四本宮が第三本宮の横に配置されています。
まるで大海原をゆく船団のような配置です。

御祭神は、
第一本宮 底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮 中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮 表筒男命(うわつつのおのみこと)
上記三神を総称して「住吉大神」といいます。

第四本宮 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)(神功皇后)

祭神の神徳には、祓の神、航海安全の神、和歌の神、農耕・産業の神、弓の神などがあります。

・第一本宮


・第二本宮


・第三本宮(左)、第四本宮(右)

4つの本殿はすべて「住吉造」で、4本宮すべて国宝に指定されています。
住吉造は、神社建築史上最古の様式の一つです。屋根は檜皮葺きです。

屋根の上にはそれぞれ「千木(ちぎ)」があり、第一~三本宮は「外削ぎ」(男神)、第四本宮は「内削ぎ」(女神)になっています。
※外削ぎ:先端が地面に対して垂直に削られている。
 内削ぎ:先端が地面に対して水平に削られている。


●万葉時代の住吉大社の位置の碑

現在の海岸線よりもずっと内陸にあり、住吉大社は今よりもずっと海岸近くにありました。



●立派な灯篭

石灯籠

天下の台所大阪にあるだけあって、上のような立派な石灯籠がたくさん奉納されています。
中には、下のように陶器で作られた灯篭もあります。
近世の住吉信仰をうかがうことができます。
陶器製の灯篭

●住吉御文庫

第一本宮の北に建つ二階建、土蔵造の御文庫。
享保八年(一七二三年)に三都(大阪・京都・江戸)の書林が奉納しました。
大阪最古の御文庫として有名です。

<関連記事>
住吉大社の近くに、石を持ち上げた時に感じる重さで、願い事が叶うか、叶えるのに努力がいるのかがわかる「おもかる石」があります。


3.アクセス

住所:大阪市住吉区住吉2-9-89
電話:06-6672-0753
公式ホームページ: https://www.sumiyoshitaisha.net/
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本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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