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大阪天満宮の『てんま天神梅まつり「盆梅と刀剣展」』へ行ってきました

こんにちは。
左:刀剣展、中:境内の紅梅、右:盆梅展

2月に入り、梅の花が咲き始めていますね。
梅と言えば菅原道真公、道真公と言えば天満宮。
各地の天満宮では梅にまつわる催しが開催されています。

大阪天満宮では、令和5年2/10~2/28に、『てんま天神梅まつり「盆梅と刀剣展」』が開催されているので、行ってきました。


2月に入り、あちらこちらで梅の花が咲く季節になりました。
梅と言えば、
 東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花
 主なしとて 春な忘れそ
の詩が有名な菅原道真公。
梅の花をこよなく愛し、飛梅のような伝説も生まれるほど。
道真公を祀る全国各地の天満宮では、境内に多くの梅が植えられており、この時期は梅まつりなど梅にまつわる催しが開催されています。

大阪天満宮の境内の梅も、そろそろ見頃を迎えたものや

まだちょっと時期が早いものも。


●盆梅と刀剣展

大阪市北区にある大阪天満宮では、令和5年2月10日(金)~28日の期間『てんま天神梅まつり「盆梅と刀剣展」』が開催されてます。

会場は、大阪天満宮 参集殿です。
入るは初めて。

入ったところにチケット売り場があります。
拝観料は¥700。
(大阪天満宮の隣には天満天神繁盛亭があるのですが、そちらの昼公演のチケットとのセット割になったものも設定されています。)

靴を脱いで、備え付けのビニール袋に入れて持って入ります。
入ると、梅の盆栽たちが部屋に並んでいます。
梅の香りが、ほのかに漂っています。
この部屋の反対側には、梅の枝を持った菅原道真公の肖像画も飾られています。(こちらは撮影禁止)
道真公の肖像画は一般に「束帯天神像」「渡唐天神像」に大別されます。
・束帯天神像…平安貴族の正装「束帯」を着し、基本的に座像で描かれる。
・渡唐天神像…中国服を着て梅枝を持つのが基本形。。
今回掛けられていたのは、両方の特徴を持つ「束帯姿の立像ながら、梅花を持った姿」の道真公像でした。

盆栽には、種類(?)と樹齢が書かれた札が添えられています。
種類は、紅梅、大和野梅など。
樹齢は60年とか100年とか、古いものだと300年と書かれたものも。
樹齢と見かけの大きさはあまり関係ないようです。
全部で50鉢ほどあります。

刀剣展は、盆梅が置かれた部屋の隣の部屋です。
刀が台座に置かれ、ケースに収められています。
ケースの前の床には、ホットカーペットが置かれていて、寒くても足元暖か、嬉しい心遣いです。
この日は外は時折雪がちらつく寒い日でしたが、おかげでじっくり鑑賞することが出来ました。
新選組の隊員が使用したのと同じ刀工のものや、式年遷宮で撤下(神様に供えた後におろす)された直刀の刀など展示されています。
時代や用途によって、反りや全体の雰囲気が違うのが興味深かったです。

今回の展示の目玉、特別展示の太刀「天光丸」(大阪羽曳野市の壷井八幡宮所蔵)。
太刀 銘安綱「天光丸」/源義家 佩刀
源義家(八幡太郎)が愛用したとされる刀です。
北野天満宮の鬼切丸と同鐵(鉄)で作られた雌雄の太刀であるとされています。

全部で10振り(ケースは7つ)ですが、いいもの見せてもらいました。

出たところには、擬人化された刀のパネルがお見送り。

●梅まつりの特別御朱印

梅まつりの特別御朱印もいただきました。
ちょうど、御朱印帳もページが無くなったので、新たに購入しました。
特別御朱印 梅まつり

梅の花の枝が入った御朱印帳(左:表側、右:裏側)
大阪天満宮 御朱印帳


●アクセス

住所:大阪市北区天神橋2-1-8
TEL:06-6353-0025
公式ホームページ: https://osakatemmangu.or.jp/

公共交通機関:
・大阪メトロ 谷町線もしくは堺筋線「南森町駅」下車の場合
 4番出入口を出てすぐ天神橋筋商店街を南方面へ進み、二ツ辻目を左へ曲がり50m程度進む

・JR東西線「大阪天満宮駅」下車の場合
 7番出入口(東西線アクセスビル)を出てすぐ、天神橋筋商店街を南方面へ。二ツ辻目を左へ曲がり50m程度進む

地図


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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