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荒ぶる波と十三夜の月が昇る二見輿玉神社の夫婦岩 ~2023年10月28日~

 こんにちは。

先日、伊勢に神々の気配を感じに行ってきました。
昼間は伊勢神宮 外宮及び内宮に行き、夕方に二見浦にある二見輿玉神社へ行きました。
10月~2月の期間は、ちょうど夫婦岩の間から月が昇るのを見ることが出来ます。
風が強く荒ぶる夫婦岩と、岩の間から月が昇るのを見てきました。


<目 次>

・二見輿玉神社
・御朱印
・アクセス

・二見輿玉神社

JR二見浦の駅から海岸に出て、右手に海岸を歩いていくと、二見輿玉神社に到着。
交通安全、縁結び、夫婦円満などに御利益があるとされています。

由緒によれば、御祭神は
 猿田彦大神(さるたひこおおかみ)と
 宇迦御魂(うがのみたま)大神です。

 猿田彦大神は、日本神話における天孫降臨の際に、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受けた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へ導きました。みちをひらくということから、学業や仕事をいい方向に導いてくれるという言い伝えがあります。
 夫婦岩の北東の海中には、猿田彦大神ゆかりの霊石である「輿玉神石(おきたましんせき)」が鎮まっています。

宇迦御魂大神の「ウカ」とは穀物を意味する言葉で、五穀豊穣を司る神様。商売繁盛の御利益があるとされます。

遥拝所で夫婦岩の方向に拝みます。
大小二つの岩が大注連縄で結んである夫婦岩は、海中に沈む輿玉神石と日の大神(日の出)を拝する鳥居の役割を果たしています。
お賽銭を入れ、手を合わせて拝むと、背筋が伸びる気がしました。

この日は、海側から陸側に強い風が吹いていて、海沿いの道は場所によっては波をかぶる状態でした。
参拝に来ていた人は、波をかぶらないようにタイミングを見計らって通行していました。
ちょっとしたアトラクション状態でした。

社務所にも、しばしば大きな波が打ち寄せていました。

動画↓↓


夫婦岩すぐの通路は、時折波をかぶって濡れています。
気を抜いて歩いていると、もろに波をかぶることに。

社務所で御朱印(書置き)をいただき、夫婦岩をまじかで見れる地点まで往復。
そのあとは、月が夫婦岩の間から昇るように見える場所に移動。月の出を待ちます。

10月から2月にかけて、月は夫婦岩の間から昇ります。
同じように月の出を待つ人が結構いました。


この日は満月一日前(月齢13.8日)でしたが、これだけ丸ければ十分です。
本当はもう少し月が岩の間に来る位置で撮りたかったのですが、波をかぶる場所だったので、これが限界でした。仕方がない。

動画はこちら↓↓

荒ぶる波と夫婦岩と昇る月です。

・御朱印

二見輿玉神社の前に行く前に参拝した、伊勢神宮外宮および内宮の御朱印。

神社名の印と日付だけ。
シンプルです。

二見輿玉神社と隣の龍宮社の御朱印。
こちらは書置きです。
二見輿玉神社御朱印

龍宮社御朱印
龍宮社は、海を守護する綿津見神をお祀りしています。


・アクセス

住所:三重県伊勢市二見町江545
電話:0596-43-2020
最寄り駅:JR東海 参宮線二見浦駅(ふたみのうらえき)
<Map>


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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