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島根県の出雲大社(いずもおおやしろ)に行ってきました

 こんにちは。

左:杜氏兎、 中:出雲大社拝殿、  右:御朱印

先日、島根県出雲市にある「出雲大社(いずもおおやしろ)」および「稲佐の浜」に行ってきました。

<目 次>

1.今回行ってきた場所の位置関係
2.出雲大社
3.稲佐の浜
4.アクセス


1.今回行ってきた場所の位置関係

今回、大阪から松江駅まで、新幹線と特急を乗り継いでいきました。
松江駅から出雲大社まで、一畑電鉄を使って最寄りの出雲大社前駅まで約1時間ほどでした。出雲大社にせっかく行くので、ついでにドラ●エウォークのお土産スポットでもある稲佐の浜にも寄ってきました。


2.出雲大社

一畑電鉄の出雲大社前駅を出ると、出雲大社の鳥居が見えています。距離は300mほどで、神社までの神門通りには様々なお店が並んでいます。

鳥居をくぐると、左手に可愛らしいうさぎの石像が。

出雲大社の御祭神である大国主大神は、有名な「因幡の白兎」の話として古事記に記され語り継がれているように、うさぎと関係があります。そのため、境内のあちこちに60体を超えるうさぎの石像があります。

因幡の白兎のお話:
大国主大神が、神々の従者となって大きな袋を背負いながら因幡の国へ赴かれている途次、赤裸となって苦しみ悩んでいるうさぎに出会われて、治癒し助けられたというお話。

日本酒発祥の地ということで、日本酒を作っているうさぎもいます。

鳥居をくぐって、下り坂の石畳道を行くと、小さな川があり、橋を渡ると松の参道が続いています。

松の参道を抜けると、出雲大社の拝殿が見えます。

拝殿にかかっている注連縄は、長さ5.4m、重さ1トン。2023年4月に5年ぶりにかけ替えられたもの。でもこれ、あの大注連縄ではありません。
有名な大注連縄は神楽殿にあり、長さ13m、重さ5トンにもおよび数年に一度かけ替えられます。

拝殿でまず参拝。
出雲大社の参拝方法は一般的な 二礼二拍手一礼 ではなく、「二礼四拍手一礼」です。

拝殿で参拝したら、さらに奥の本殿の方へ。
御本殿まえの八足門の所で、参拝しました。

八足門の階段下にある「3つの丸い円」は、発掘調査で発見された古代御本殿の御柱があった位置です。

円の一つ。赤い円の直径は1.3mもあり、それが3本合わさって直径3m近い巨大な1本の柱になっています。伝承通り、巨大な神殿があったことは間違いなさそうです。

御本殿に参拝後は、反時計回りに本殿を囲む壁沿いに回ります。

本殿北東側より。大国主大神が鎮座されている御本殿が見えます。

現在の社殿は、延享元年(1744年)に造営されたもの。(昭和27年に国宝に指定。)
大社造と呼ばれる日本最古の神社建築様式で、高さは8丈(24m)にも及びます。
屋根の上の千木と呼ばれる飾りが、男性の神様なので、垂直に切れています。
(伊勢神宮は天照大神が女性の神様なので、水平に切れています)

さらに進み、本殿西側にはこのような参拝できる場所が。

実は、大国主大神は本殿と同じ南向きではなく、本殿内部の構造上の理由で西向きに御鎮座されています。
なので、西側のこちら側が神様の正面になります。

・出雲大社 御朱印

出雲大社の御朱印。


3.稲佐の浜へ

出雲大社の前の道を西へ1㎞ほど行くと、小さな岩山(島)のある「稲佐の浜」に出ます。
稲佐の浜は、旧暦の10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする浜です。

この岩山は「弁天島」と呼ばれており、昭和60年前後までは島の手前まで波が来ていたので島だったのですが、最近は砂浜が広がりこのようになったとのこと。

稲佐の浜の砂を持っていき、出雲大社の本殿北側にある素戔嗚社の木箱に納め、代わりに素戔嗚社にある御砂をいただくとご利益があるとされています。
島のそばには砂を持って行った跡が並んでいました。

すぐ横で工事をしていたのですが、単管バリケードがしまねっこでした。かわいい。


4.アクセス

住所:島根県出雲市大社町杵築東195
公式ホームページ: https://izumooyashiro.or.jp/
<MAP>



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本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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