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黄泉比良坂(よもつひらさか)に行ってきました ~イザナギとイザナミの神話の地へ~

 こんにちは。
先日出雲大社に行ってきた記事を書きましたが、同じ日に黄泉比良坂(よもつひらさか)にも行ってきました。

この場所は、古事記や日本書紀にも書かれている伊弉諾(イザナギ)と伊弉冉(イザナミ)の黄泉比良坂伝説に出てくる地で、この世とあの世の境があるとされています。
以前、N〇Kの番組「ド〇ュメント72時間」で取り上げられていて、今度出雲方面へ行くことがあれば行ってみたいと思っていました。

・所在地

住所:島根県松江市東出雲町揖屋2376-3 にあります。

黄泉比良坂の最寄り駅は、JR山陰本線「揖屋駅」、松江駅から米子(岡山)方面へ2駅行くとあります。
※向かう前に帰りの時刻表のチェックはお忘れなく。電車が時間帯によっては1時間に1本なので。


揖屋駅から黄泉比良坂へは、いくつかルートがあります。
交通量の多い国道9号線を避け、少し遠回りですが車の少ない県道191号線を使って約2㎞。
徒歩で約25~30分くらいの距離です。
国道とJR線を横切ったら、目的地はもうすぐです。


少しばかり坂を上っていくと、広場に到着します。
車は4,5台ほど停められそうです。

後ろに境界の大岩 や、あの世へのお手紙を入れるポスト、結界のような鳥居(?)が見えています。
広場には、黄泉比良坂について説明が書かれた看板があります。

入口から細い道の坂を上がると、上には池があります。
池の横にさらに細い道が続いていたのですが、雨が降っていて、細い、未舗装、ガード(手すり)なしの道だったので、スルーしました。ゼッタイ危ない。

奥に見えていた鳥居というか、結界のような注連縄付きの門。
気持ちを改め、一礼して通りました。

入ると右手に2つの石碑があります。
1つは、イザナギが黄泉の国のイザナミに追いかけられて、大岩で塞いでこの世とあの世の境になったという話が書いてある石碑。

もう一つは、「神蹟 黄泉平坂 伊賊夜坂 傳説地」と書かれた石碑。

一番奥に、(左)黄泉国へのポストと、(右)塞ぐのに使ったと思われる大岩があります。


ポストは2017年に、黄泉比良坂を管理している「黄泉比良坂神蹟保存会」によって設置されたもの。投函された手紙は、年に一度6月にお焚き上げされます。

こちらが大岩。
やはり塞ぐのに使ったのは真ん中の一番大きい岩ですかね?
亡くなった祖父、祖母に思いをはせ、合掌。

この場所は、亡き人に思いをはせ、気持ちに一区切りつけることで、前に進むきっかけをつかむ。そんな残された人のための場所に感じました。

関連記事:出雲大社に行ってきました。


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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