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今年もゴールデンウィーク明けに、富山県立山(ライチョウの国)へ行ってきました。

 こんにちは。

先日、毎年恒例 立山室堂にライチョウを見に行ってきました。


この時期に行くのは、今の時期オスは縄張りを持ち、同じ場所にいることが多く、つがいになっていればメスも一緒に見られるため。
この時期を過ぎると、メスは営巣(抱卵)の為、ハイマツの中に入ってしまいます。
オスは縄張りを解消し、日中はあまり姿を見せなくなります。
つまり、今が一番見つける難易度が低いです。


ゴールデンウィーク明けの2024年5月18~19日に、富山県の立山へ行ってきました。
この時期、立山室堂はまだまだ雪が残っています。

写真はパノラマで、左:大日岳~劔岳~立山三山~一の越:右

天気がいい日は、上からの日差しと、下から雪の照り返しで、日焼け対策をしていないと焦げます。日焼け止めは必須です。


パンフレットなどに使われている、ミクリガ池に立山三山と一の越が逆さに映っている景色、この日は天気は申し分なかったのですが、肝心のミクリガ池がまだ雪に埋もれていて見られませんでした。残念。


真ん中あたりに水色の水面の一部が見えています。


室堂山荘ちょい下の、庭園付きのハイマツの島にて。

少し手前の石が白飛びぎみ、、、
ここには、オスメスつがいのライチョウがいました。

<動 画>



今回宿泊した、みくりが池温泉周りのハイマツ一帯は毎年つがいが縄張りを持っています。
館内放送で、「今ライチョウが玄関前に来ています。まだ見ていない方はぜひ~」と案内があったりします。

すぐそばには、噴気を上げる地獄谷が。
その影響か、場所によっては植物が枯れています。

すぐ前のハイマツでオスとメスが並んだので、パチリ。

<動 画>
みくりが池温泉入口側の石垣、上はテラスになっているのですが、ライチョウにとってはいい見張り台の様です。


小腹がすいたら、みくりが池温泉のカフェ「喫茶みくり」で。
靴を脱がずに注文出来て、外のテラスでも食べられます。
今回は、ケーキと飲み物(コーヒーか紅茶)がセットのケーキセット。
別々に注文するよりお得です。



実は、みくりが池温泉の裏手からは別のライチョウの縄張り。
赤青ちゃんと呼ばれている、足環が赤色と青色のライチョウの縄張りです。
この赤青ちゃん、雷鳥荘のインスタでも紹介されていて、雷鳥荘~みくりが池温泉の裏手までを縄張りにしている強いオスです。
その赤青ちゃんに、縄張りをめぐって挑戦者が現れました。
右側が赤青ちゃん、左側はまだ足環をしていない(保護センターの人につかまったことのない)ライチョウです。

普通は、縄張りに侵入したオスは、縄張りの主に追われると、すぐに飛んで逃げることが多いです。
しかしこのオスは、赤青ちゃんに威嚇されても、負けじと威嚇し返しました。

<動画(ショートVer.)>

<動画ロングVer.>

当然私以外にもギャラリーはたくさんいて、多くの人にこの戦いは見届けられていました。
そして、結局「ここは縄張りの端っこだし、くれてやる」いう感じで、赤青ちゃんが引いた感じに。この日見ている間は少なくとも、新しいオスの縄張りでした。

それでもまだまだ広大な縄張りを持つ赤青ちゃん、エンマ台前のハイマツでメスとお食事してました。

他のオスを警戒する赤青ちゃん。
ポーズをとる場所を良く分かっています。写真映えします。

<動 画>
警戒して鳴きだすと、そろそろ飛ぶかも?のサイン。
しばらくカメラを構えていたら、飛んでくれました。

ライチョウがいるところに張り付いた2日間でした。


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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