こんにちは。
紫色の他、白色やピンク色の花の藤があります。
本堂西側前にある藤棚のそばには、回向柱(えこうばしら)があります。
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左:葛井寺南大門 右:特別御朱印(千手観音) |
今日は、大阪市藤井寺市にある「葛井寺(ふじいでら)」へ、国宝千手観音の特別拝観に行ってきました。
2025年4月29日(火)~5月6日(火)の期間、大阪市藤井寺市にある「葛井寺(ふじいでら)」で令和7年特別記念行事 国宝千手観音特別拝観がありました。
(今回は、開眼1300年記念の千手観音の他、全解体再建工事の終わった阿弥陀二十五菩薩堂の特別拝観もありました。)
近鉄で大阪阿部野橋(天王寺)から準急で2駅(各駅停車なら12駅)、最寄り駅の藤井寺で下車して南東方向へ約5分ほど歩くと、葛井寺(ふじいでら)につきます。
この日は最寄りの四脚門(西門)は閉じていたので、道に沿って歩いて南大門から入ります。
入ってすぐのテントで、特別拝観の拝観券を購入します。
葛井寺では毎年4月中旬~下旬頃、藤まつりが開催されるだけありあちこちに藤の花が植えられています。(今年は4月27日まで開催されていました。)
盛りは終わってしまっていましたが、まだ花を見ることが出来ました。
正面に見えているのが千手観音が収められている厨子のある本堂です。
回向柱には五色の紐が結ばれていて、その紐の先は、千手観音の手につながっています。
葛井寺の本尊は、「十一面千手千眼観世音菩薩」。国宝です。
千手と言っても実際は42本の手の千手観音が一般的ですが、葛井寺の千手観音は実際に千本有ります。
頭上に十一面をいただき、合掌手を含む40の大手と1001の小手をそなえ、一掌ごとに一眼を持っています。(掌に眼が描いてある)
千手観音は秘仏であり、普段は千手観音の納められている厨子の扉は閉じられていて見ることが出来ません。そのため、この紐を触ることで観音様を感じます。
毎月18日と特別公開の期間、厨子の扉が開かれ、千手観音の姿を見ることが出来ます。
ちなみに、毎月18日は南大阪にあるいくつかのお寺(例えば同じ藤井寺市にある道明寺)で秘仏を公開しています。
今回の特別拝観に合わせて特別御朱印をいただけます。
●千手観音(切り絵御朱印)
千手観音の姿が切り絵で表現された御朱印です。
細かい切り絵で、見事に表現されています。
他にも、この日はあと2種特別御朱印がいただけました。
●楽団菩薩(切り絵御朱印)
全解体再建工事の終わった阿弥陀二十五菩薩堂の特別拝観にあわせて。
今回金色で二十五菩薩堂の楽団菩薩が表現され、周りが藤の切り絵になっています。
まだいただけました。
右:千手観音の御朱印、
真ん中に蓮華王(千手観音のこと)と書かれています。
左:御詠歌です。
参るより たのみをかくる ふじ井でら 花のうてなに 紫の雲
<アクセス>
住所:大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
最寄駅:近鉄 南大阪線「藤井寺駅」、南東方向へ徒歩約5分。
地図:
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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