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2025年立山でライチョウ探しの2日間 ~2025年5月9日・10日の2日間~

 こんにちは。

立山黒部アルペンルートが4月15日から始まり、立山室堂に入れるようになりました。
今年もライチョウを見に、行ってきました。


<目 次>

1.ライチョウの国 立山へ
2.今回ライチョウを見た場所
3.今回の宿泊場所 みくりが池温泉
4.ライチョウさん


1.ライチョウの国 立山へ

今回は、去年よりもより冬毛の残った白いライチョウが見たくて、2025年5月9日~10日の二日間行ってきました。

5月から6月の繁殖期は、ライチョウはハイマツに縄張りをつくりつがいになります。
この時期は決まったハイマツにいるためライチョウを一番観察しやすい季節です。
又、普段は高山植物の保護の観点から、室堂一帯は遊歩道のみ歩くことが出来ますが、雪に覆われた時期はかなり自由に歩くことが出来ます。
そのため、ライチョウが遊歩道と反対側のハイマツにいても、雪が多く残る時期はそちらに周りこんでみることが可能です。
そのため、いつもゴールデンウィーク明けの5月に立山へライチョウを見に行っています。

・立山黒部アルペンルート

富山で前泊し、地鉄富山の立山線で富山側の玄関口である、立山駅に向かいます。
ライチョウのいる立山室堂までは、立山駅から美女平駅までケーブルカーを使い、美女平駅から室堂駅までバスを使っていきます。

5月9日は6時40分発のケーブルカーが運行されている期間だったので、それで向かうことに。
7分間のケーブルカー旅です。
黒四ダムの建設でも使われた、大きな貨車が連結されたケーブルカーです。
乗客の大きな荷物をそこに乗せることもあります。
車体の横には、ライチョウやオコジョのイラストが描かれています。

ケーブルカーを降りたら、次はバスに乗り換えます。
乗る時写真撮り損ねたので、窓から見えたバスで。
約1時間のバス旅です。

バスが室堂に向かう間、車内では車窓から見える景色の説明などがあります。
V字の左側が称名滝、右側はハンノキ滝
途中のハイライトの一つ「称名滝」です。
白いV字に見えるのが滝で、左側が落差350mの「称名滝」です。
右側の称名滝よりも長いほうの滝は、ハンノキ滝と言い落差は500mほどあります。
このハンノキ滝は常にあるわけではなく、雪解けの季節など水が多い季節にだけ現れます。

この時期に見られる雪の大谷は、この日は16mありました。
バスの車内より撮影(青いのはガラス越しの為です)。
雪の大谷ウォークはまだ時間的に準備中だったので、パスしました。
(雪の大谷ウォークは9時30分から15時開催)

詳しくは、立山黒部アルペンルート 公式ホームページをご確認ください。


2.今回ライチョウを見た場所

今回ライチョウを近くで見ることが出来たのは、
・みくりが池温泉前
・みくりが池温泉を上がったところの分岐周りのハイマツ
・みくりが池北にある遊歩道そばのハイマツ
・室堂山荘下にあるハイマツ
でした。

参考までに、今回1日目に移動したのはこんな感じでした。

途中、携帯のバッテリーが切れてあわてて充電器につないだので、若干おかしい部分があります。(移動がまっすぐになっている所が、少し怪しいです)

ライチョウを探すときは、例年ライチョウのつがいがいる場所を探すのと、カメラを向けてじっとしている人を探す感じです。(カメラを向けた人だかりができていればほぼ確実)



3.今回の宿泊場所 みくりが池温泉

今回泊まったのは、室堂バスターミナルから30~40分ほどの所にある「みくりが池温泉」。

後ろに名峰剱岳が見えています。
すぐ横には地獄谷があります。

硫黄臭のする火山性ガスが出ており、特にこのガスの通り道に当たる場所は、その影響で雪が黄緑色になったり、ハイマツが枯れてしまったりしています。
昔は、地獄谷一帯を遊歩道で歩くことが出来ましたが、火山性ガスの噴出が活発なったため、現在は立ち入り禁止となっています。

みくりが池温泉です。
外(向かって左側)は、写真には写っていませんが、机と椅子のあるテラスになっており、外でも食べることが可能です。 ※人がいるので写らないようにしました。
左奥に見える小さな小屋はお風呂です。(建物とつながってます)
山の上ですが、地獄谷の恩恵で温泉に入れます。日帰り入浴もできます。

みくりが池温泉では丼やラーメンが食堂でいただけるほか、コーヒーやトーストなどの軽食がいただけるカフェ「喫茶みくり」があります。
左は昼食でいただいた「えんま様のホットピザ」。焼き立てピザで、好みで3種のソース(激辛、カレー味、もう一つは忘れた)をかけることが可能。
右は、3時のおやつにいただいたチーズケーキです。ソフトクリームもちろんあります。

みくりが池温泉は夕食が美味しいのでも有名です。
ご飯と味噌汁はセルフで食べ放題(?)です。
ビールや地酒など、飲みたい方は追加で購入できます。(飲まないのでうろ覚え)
メニューの「さす」とは富山の方言でカジキのことです。

この日は疲れていたのもあり、食べ終わった後、お風呂も済んでいたのですぐ寝ました。
睡眠時間10時間以上、健康的です。(ただ前日24時富山着、朝4時起きで睡眠時間3時間半)


4.ライチョウさん

今回近くで出会ったライチョウは、3つがい(オスメス)、1オスでした。
黒い羽根の色で、興奮する(警戒する)と目の上に赤い肉冠が見えるのがオス、茶色い羽根の色がメスです(肉冠あるがほぼ目立たない)。

いくらでも見てられる可愛さでした。

・1日目

室堂山荘下のハイマツにて つがい


オスの足環「C41」と読める

オスとメスが比較的近くにいます

座り込むと大福みたいに

片足立ちで寝ています

みくりが池温泉前に住むメス、足環は黄色

・2日目

みくりが池温泉(北側)~エンマ台周辺を縄張りにしていたオス
まだ足環はありません。去年、赤青ちゃんとやりあったオスかな??

みくりが池温泉前のつがい、かなり長い時間、注目の的に。
オスの足環は水色と緑色、メスは両方黄色

みくりが池温泉の北側の岩場で仲良く
オスは足環無し、メスは片足のみ緑と黄色の足環

赤青ちゃんと一緒にいたメス、足環無し。
ぷーぷー鳴いていたので、口空いた時に。

メスにアピールするため尾羽を広げています
メスは見えてませんが、左前にいます

・動画

雷鳥荘のブログでもおなじみ、有名な赤青ちゃん(足環が赤色と青色)、今年見に行った時点では、去年と縄張りの場所が違ってました。
目の前を通ってくれた時の様子です。
赤青ちゃん、動画ばっかりでした。(写真いいのがなかったです)


本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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