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富山県朝日ヒスイ海岸のヒスイ探しツアーに参加してきました

 こんにちは。
今年の暑さも、さすがに9月も終わりになると例年より気温は高いとはいえすっかりマシになりました。この気温なら海岸で長時間石探しをしても大丈夫そうだということで、富山県と新潟県の県境にある朝日町のヒスイ海岸へ行ってきました。




今回は、1泊2日の日程で、2日目にヒスイツアーに参加します。

大阪駅を6時半に出発するサンダーバード1号に乗り、北陸新幹線つるぎ2号・あいの風とやま鉄道と乗り継いで10時55分に越中宮崎駅に到着。目的のヒスイ海岸は駅の目の前です。

ヒスイテラス

まず、海岸そばには「ヒスイテラス」というヒスイ海岸観光交流拠点施設があり、トイレやシャワールームがあり、2階には海岸を望む絶景カフェがあり、スイーツやコーヒー、カレーなどがいただけます。

ここでは「ヒスイツアー」が開催されており、朝日町の「ひすい恵みの会」のガイドと一緒にヒスイを探すことができます。
一度ちゃんと探すコツなどレクチャーを受けてみたかったので、今回参加しました。

ヒスイツアーは事前に申し込みが必要です。
VISIT富山県のホームページ内にヒスイツアーのページがあるので、そこからホームページまたは電話で申し込みします。
『ヒスイツアー 朝日』と検索すると見つけやすいと思います。
4~7月は日曜日・月曜日、8~11月は土曜日・日曜日に開催されています。
人数に限りがあり、申し込みは基本1週間前までなのでご周囲を。
(詳細はホームページをご確認ください。)

集合時間は9時半からなので、大阪から電車でくる場合は、前泊する必要があります。


朝9時30にヒスイテラスに集合、この日は大阪から来た私達2人と東京から来た2人の4人でした。
まずは30分ほど、ヒスイとはどんなものか教えてもらいます。
ガイドさんは何人かいるので、やり方はそれそれと思いますが、私のときはヒスイ海岸で拾った石を実際に見せてもらいながら、石の特徴と見つけるコツを教えてもらいました。

よくヒスイの特徴は、①白っぽい石 ②角ばった石 ③キラキラな結晶が輝く石 ④重たい石 ⑤なめらかな表面 と言われますが、探すときは①白っぽい ②角ばった石、この2点にしぽって探すことと強調されていました。

その後、実際にヒスイ海岸に移動して、ガイドの方と一緒に探します。

波打ち際を移動しながら探していきます。
特徴どうりの気になる石があると、ガイドの方が「この辺で探してみましょう」と立ち止まってくれるので、重点的に探します。
誰かが見つけることもありますし、しばらく誰も見つけられないと、これですと教えてくれます。
もちろん自分で気になる石はどんどん拾っていきます。鑑定は後でやるので、まずはどんどん拾います。
ヒスイのほかに、きれいなネフライトや瑪瑙があればそれも教えてくれます。

1時間ちょっと海岸を探したら、ヒスイテラスに戻って鑑定してもらいます。
それぞれが拾った石を、1人ずつガイドの方が鑑定していきます。
ヒスイ海岸いしころたちのパンフレットの上に、並べていきます。
ヒスイの可能性が濃厚な石は、太陽光の下で結晶を確認していました。
結果はヒスイ4個、あとはネフライト・ロディン岩、半分以上は水晶との結果でした。
実は昨日拾って、鑑定してもらい損ねた石も2個混ぜているのですが、1個ヒスイとの結果でした。やったー

ちゃんと白っぽい石を探していると、石英と石英斑岩ばかり鑑定に持ってくるようになるとのこと。昨日の結果は無駄ではなかったか。。。(石英斑岩ばかりだったので)そうして拾っていると、そのうちヒスイが混じるようになるのだとか。

一緒に行った夫も無事拾えて、東京から来た人も拾えてました。
よほど綺麗なヒスイ以外は、パット見た感じはなかなか見分けがつきにくいので、とにかく拾う!これに尽きると実感しました。

ここ最近はあまり海が荒れていないので、少ないそうなので、それでもちゃんと見つかるのはさすがツアーと思いました。いつもこのくらいみつかるといいのにな~。

ヒスイも見つけられて、見つけるコツも実際に探してわかるので、一度参加しているといいですよ。


今回のヒスイと、前回糸魚川で奇跡的に取れたヒスイ。

左:今回の朝日ヒスイ海岸 右:糸魚川青海海岸あたり
下の方眼は1㎝です。
今回は2.5㎝くらいのが2個と、1㎝前後のが2個(自分前日で拾ったのが一番小さいやつ)

今回のヒスイは、色味は白~うす紫色に見えます。前回はうすい緑系のヒスイです。
10倍ルーぺで太陽光の下で見ると、ちゃんと結晶が表面に見えます。
(本当は写真撮りたかったのですが、うまく撮れず)



<場所>

富山県下新川郡朝日町宮崎 ヒスイ海岸

ヒスイテラス
住所:富山県下新川郡朝日町宮崎3239-6

Map



本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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