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サクラの挿し木と基本事項 ~挿し枝から育てる~

タイトル:サクラの挿し木と基本事項 ~挿し枝から育てる~

2021/3/21、無事に蕾が開花したので追記しました。
2021年3月21日、今年も開花しました。

2021/3/21の状態
蕾が付いたもの、葉っぱのみのもの、今年も桜は活動を始めました。
(昨年花をつけたものは、結局ダメでした)



【目次】
1.サクラについて
2.置き場、日の当たり
3.水やり
4.植え替え、植え付け
5.肥料
6.剪定
7.増やし方
  7-2.2年目の様子
8.病気、害虫


●1.サクラについて

科名属名:バラ科サクラ属
原産地 :東アジア
月別作業(さくら)
・開 花:3~4月
・植え付け・植え替え:12~3月
・剪 定:12~2月
・肥 料:12~2月(寒肥)、4~5月(お礼肥料と生育期の肥料)
     生育期の4~8月、月2回程度庭木・花木の所定の濃度の液体肥料を与える。

●2.置き場、日当たり

日当たりの良い場所に置く。強い西日の当たる場所は余り好まない。
又、強い風の当たるところは避ける。
日陰になる枝は折れやすく、枝と枝の間隔が広くなり、日光の当たる方へと伸びる。
通気性、透水性がよく、肥沃で水持ちの良い土壌を好む。
根が広がらない硬い土壌は避ける。

●3.水やり

鉢植えでは、夏は朝か夕方に1回、春と秋は1~2日に1回程度、冬は乾燥したら水を与える。
庭に植えている場合は、基本必要ない。
※ただし夏場など雨が降らない場合は、与える。

●4.植え替え、植え付け

植え替えの土には、肥料を入れない。
 根が傷むので、根が落ち着いて、芽が動き始めてから、肥料を与える。
(植え替え後、1カ月程して根付いてから)

鉢植えの場合、土は、鉢底石・粒の大き目の土・メイン用土の順に入れ、通気性と透水性を良くしておく。
苗ポットから5号鉢への植え替え作業はこちら:
挿し枝から桜を育てる ~1年目冬:5号鉢への植え替え~ (2020/01/10)



●5.肥 料


 12月~2月、および開花後の5月に肥料を与える。
 生育期の4~8月、月2回程度庭木・花木の所定の濃度の液肥を与えます。
※地植えの場合、地表に肥料を蒔くと、根系が地表に上がってくるので、穴を掘って施す。

●6.剪 定

剪定を間違えると、すぐに枯れます。できるだけ自然のまま育てる方がよいです。
 ことわざ:桜切るばか、梅切らぬばか


●7.増やし方

挿し木、または実生で増やします。
ただし、実生で育ったものは、親と同じようになるのは難しいです。
※ソメイヨシノ同士を掛け合わせても、日本中のソメイヨシノはクローンの為に実ができないです。
同じものを増やしたい場合は、挿し木で増やします。

●挿し木で増やす方法。
 新芽の動く前の2月下旬~3月中旬、または花が咲き終わった後の6~7月に行う。
 2~3月:新芽のついている枝、6~7月:その年に伸びた新しい枝を使用する。
使う枝の長さは、10~15cm程の長さの枝を用意。

【やり方】
1.育苗ポット(深さ10cm以上)を準備する。

2.育苗ポットに土をいれる。

3.底には砂、上には赤玉土や鹿沼土(水はけの良い土)を入れる。

4.挿し木用の枝の切り口を斜めにカットする。

5.切り口を2~3時間、水に浸け、水あげをする。

6.葉っぱの1/2~1/3を取り除く(6~7月の場合)

7.切り口に発根剤を塗る(ある場合)。
 ※桜は発根する確率が低いと言われているため
  ただ、適期なら塗らなくても十分な確率で発根しました。

8.枝を6~10cm程さす。
 ※何本か挿し木するときは、間隔を3~4cmあける。
2019/06/25撮影

9.土が乾かないように水やりをし、明るい日陰で管理する。
 葉が少ないので、害虫などによる食害にも注意する。
挿し木から1カ月後(2019/07/28)
1~2カ月ほどで、このように発根します。
※発根剤使用せず。使用用土:バーミキュライト

10.半年ほどたって、株が十分に育ってから鉢に植え替える。
 植え替えの適期は、落葉後の12~3月。
 ※写真は、2020年1月20日に5号鉢へ植え替えたもの。
5号鉢に植え替えました。

●7-2.2年目の様子

●3月
暖かくなってくると、街中のサクラ同様、新芽が動き出しました。
1つの株では、なんと2年目にして開花しました。
撮影:3月23日
 開花しないものも、新芽が開いて葉を広げ始めました。
左:3月20日、右:3月23日
●4月
3月下旬から動き始めた新芽はしっかりと伸びて、葉をいっぱいに広げています。
一つだけ心配なのが、3月に開花したものはいまだに新芽が開いていないこと。
花の付け根の緑の部分とかで光合成はしていそうなのですが。。。要観察です。
2020年4月25日(手前真ん中が今年開花した苗)


●8.病気、害虫

害虫:バラ科なので多いです。

●毛虫類:葉の食害に注意します。
 毛虫類は見つけたら、集団が散らばる前に駆除する。

●アブラムシ:
 葉から吸汁し、生育を妨げます。
 見つけ次第捕殺し、薬剤を散布します。

●カイガラムシ:
 枝から吸汁します。
 成虫は、体の表面をロウの様なもので覆うため、外からの薬剤が効きにくいです。
 また、幼虫は小さく見つけづらいです。
 薬剤を使用するときは、浸透移行性のものを使用します。

●浸透移行性とは:
葉や根から薬の成分が吸収され、植物体内を移行する。それにより、植物の葉や汁が殺虫効果を持ち、葉を食害、吸汁した害虫を退治することが出来る。



参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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