サラダレタスの育て方 ～ハモグリバエの駆除と収穫～

こんにちは。
サラダレタスが随分といいサイズになってきました。
「そろそろ収穫を。。」とそれぞれの株を観察していると、葉に迷路のような食い跡が。

ここ数日でやられました。
この害虫は『ハモグリバエ』で、成虫が葉の内部に卵を産み、幼虫が葉の内部を食い進みながら、成長します。白いトンネルの中にある、黒い点々は、幼虫の排せつ物です。

特定の植物を食い荒らすのではなく、幅広い作物が標的になります。
そのため、育てられている作物が違っても、近くの畑などからやってくるということも。
葉を食べる植物の場合は、被害にあうと食べられなくなり、実を食べる作物（葉を食べない作物）では、たくさんの葉が被害にあうと成長が悪くなります。

サヤエンドウなどは葉が少々被害にあっても大丈夫ですが、レタスの場合は食べる部分が減ってしまうので、対策が必要です。

矢印→の所に幼虫がいます。
駆除する方法としては、
①見つけ次第、指で幼虫を潰すか、針などで挿して幼虫を殺す。
②葉の内部にいるため、浸透性の農薬を使う。
③被害が葉全体の場合は、葉そのものを取り除く。
の方法があります。

葉を食べるサラダレタスが被害にあったので、幼虫を針で刺して殺す方法で駆除しました。必殺仕〇人ばりに、プスッと針で幼虫を一突きです。
葉一枚全体が被害にあってしまったものは、取り除きました。
※食べる部分なので、農薬をまきたくないため。

ハモグリバエの被害にあって取り除いた葉

苗の大きさは関係なく、このように小さいものでも被害にあいます。
葉が小さいため、ちょっと食べられただけで、葉全体が食われたようになります。
被害拡大防止のため、この葉を取り除きました。

被害を防部方法には、
①成虫のハエの飛来を防ぐため、目の細かいネットをかける。
　成長が1mm位なので、0.8mm位の目のものを。
②黄色い色に成虫が誘引される性質があるので、黄色い色の粘着性の虫取りで成虫を捕獲する。
③蜂などの天敵に頑張ってもらう。
などがあります。
ただ、完全に防御できるわけではないので、こまめに見つけて駆除します。


【収穫】

害虫を一通り駆除したので、収穫です。
左が八百屋で買ったグリーンレタス、下から数段ずつ収穫しては食べています。
今回は2枚、下をどんどん収穫したので、茎がだいぶ長くなっています。
右がサラダレタス。
10cm位になったもので、込み合った部分を収穫します。
1つの苗ポットから3株ずつ程度収穫しました。

収穫したレタス

パンにコロッケと一緒に食べました。

美味しさもひとしおです。（コロッケは出来合いを購入）

こうやってまた食べられるように、害虫駆除しながら頑張ります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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