注目の投稿

金剛山へギンリョウソウを探しに ~登山日:2019年6月17日~

こんにちは。

雨が多くなるこの季節、真っ白なギンリョウソウ(銀竜草)が見られるので、金剛山へ探しに行くことにしました。

ギンリョウソウとは??
ツツジ科ギンリョウソウ属の多年草。
寄生植物のため、葉緑素を持っていない。花の時期だけ地上に姿を現し、色は真っ白です。
開花時期は4~8月とあるが、経験的に梅雨時期が良く咲いている感じがします。


登山口入口
登山口すぐの、まつまさ駐車場に車をとめ、登り始めます。
数日前に雨が降ったせいか、森の中は地面が濡れています。
これなら、期待できるかもしれません。

登山道の脇には野生のアジサイが咲いています。
季節ですね。

例年、一番早く見つかるのが四合目付近の登山道の両サイド。
写真の登山道の左右が捜索ポイントになります。
目を凝らしながら登っていくと、、、

ありました!!
今年もでています。
ただ、やっと先がでたくらい。これからが見頃です。

下は数年前に金剛山で撮った写真。(参考画像)
撮影場所:金剛山 (2015年6月22日撮影)
このように真っ白で、龍が下を向いたような姿をしています。
1か所から数本、多いとこのようにたくさん出ます。

最初は真っ白ですが、だんだん汚れてきます。
山頂の方に向かって順に姿を見せるので、次に登るときはどこかできれいな姿が見れるはずです。

登っていくと、登山道わきに出ているササユリ。
蕾がでています。もうすぐ開花、そっと見守りましょう。

五合目の休憩所を過ぎ、どんどん登っていきます。
六.五合目前の分岐。
頂上を向いて右はまっすぐで急、左はちょっと遠回りですが緩いです。
私は、登りは急な右、下りは緩い左を使っています。

モミジやブナなど、緑がきれいです。
※写真は8合目付近


八合目にあるお地蔵さま。
登山道にはこのようなお地蔵さまが、ほぼ一合ごとに置かれています。

九合目まで来ました。
あと一息です。近道と楽な道、お好きな方から。

着きました~。到着です。
金剛練成会の捺印所や、山頂売店などがあります。

転法輪寺の境内のあちこちからカエルの声が聞こえてきます。
境内にあるヒサゴ池をのぞいてみると、カエルがいました。
どうやらダルマガエルのようです。

階段下の御不動様。
お賽銭の箱の下に、もう一つ箱があると思ったら「巣箱」と書かれています。
たしかに箱の中には草などが入れられています。何の巣箱かはわからず。
階段上に転法輪寺のお堂があります。

転法輪寺では毎月7日に護摩壇供養が行われていますが、7月7日は大祭「れんげ大祭」が行われます。
7月7日のれんげ大祭で使用される木材がすでに置かれています。

転法輪寺をあとにして、国見城跡の広場に出ます。

広場からは大阪湾の方向が見えます。
今日は大阪方面はかすんでいます。

 広場には、5月上旬ごろに緑色の花が咲く「金剛桜」が植えられています。
ちょうど実ができています。

山頂に別れを告げ、下山します。
下りながらギンリョウソウ(銀竜草)を探しましたが、やはり今日は四合目のみのようです。

もうすぐ出口。
気温もちょうどよく、良い登山でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

登山・キャンプランキング