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パッションフルーツの育て方 ~7月27日:夏花の遅目の花が咲きました~

こんにちは。
今日、パッションフルーツの夏花としては、少し遅い目の開花がありました。
※適期は5~6月(夏花)、7月初旬には咲かないと、実の熟すのが遅くなる。
 9月にも花は咲きます(秋花)。


 朝8時過ぎ、緑色の蕾の先端に白い隙間で☆印が浮かびあがっています。
今日開花する気配がします。
撮影:7月27日8時6分
 蕾のサイズを測ってみます。
数日前には2cmくらいだったものが、今朝の時点では3cmあります。
開花の可能性のあるサイズです。


取敢えず開花まで張り込むことにしました。
前回は8時25分前後から開花が始まったので、今回もそのくらいから始まるかと見張ります。

張りこむこと約20分、8時27分に始まりました。
撮影:7月27日8時27分
撮影:7月27日8時28分
撮影:7月27日8時28分30秒
撮影:7月27日8時29分
撮影:7月27日8時30分
撮影:7月27日8時31分
撮影:7月27日8時32分
撮影:7月27日8時34分
撮影:7月27日8時36分
撮影:7月27日8時38分
 ここらあたりから、待っていてもあまり変化がないです。
涼しいためか、前よりも開花のスピードがゆっくりな気がします。
次の観察を9時に予定。
さすがに全開になるはずです。

9時にもう一度撮影、ほぼ全開になりました。
撮影:7月27日9時00分
 もう一つの花も、同時刻に咲いていました。
撮影:7月27日9時00分

パッションフルーツは自家受粉の率が悪いので、人工的に花粉を付けます。
※おしべとめしべの距離が離れているため、自力では花粉を付けることが出来ません。
 また、蜂の仲間にパッションフルーツを受粉させることが出来るものがいますが、日本にはいない。

雄しべの先端には花粉がたっぷりとできています。
これをピンセットで先ごと取って、雌しべの先に花粉を付けます。

雌しべの先に「黄色い粒粒」が付いていますが、これが花粉です。
開花した2つの花、それぞれの花で付けます。

これでうまくいけば実が付くはず。
とはいえ、受粉をいくらしても実が付かない生育不良の花も、暑くなってくるとできやすくなるので結果は前のように数日後、、、と思っていたのですが

午前中に少し出かけて戻って来てみると、
玄関(外)に置いているので、鉢全体が雨風でびしょぬれです。
当然、花もこのようにびしょぬれ。。。
雌しべに水滴が付いています。
花粉、雨で流されてしまった可能性が高いです。

実際、雨の日の結実率(実がなる確率)は低いです。
こればっかりは仕方ないです。
お花を楽しめたので、良しとします。


関連記事:パッションフツールの育て方 (基本作業)

●パッションフルーツ月別作業
月別作業(パッションフルーツ)
【今月の作業】
・剪定:余分な枝を切る
 ※ただし、切っても頂点優勢で脇芽が伸びてきます。
・水やり:鉢の表面がカラカラに乾かないように(水切れ注意)。
 必要なら朝夕2回の水やりをする。
・肥料:肥料切れにならないように、適宜与える。量も株の大きさに比例して増やす。
・挿し木:適した時期なので必要なら作る。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。

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