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今年最後のパッションフルーツの実、および来年の苗の状態について

タイトル:今年最後のパッションフルーツの実、および来年の苗の状態について
(2019年12月13日にネットがけ追記しました)

こんにちは。
随分と寒くなってきて、大阪でも夜間は10℃を下回り、日中でも10℃台前半までしか気温が上がらない日が出てきました。
熱帯の植物は、そんな日は部屋の中に取り込んでいます。

●パッションフルーツ親株

さて、そんな寒いなかで、屋外に出している8号鉢のパッションフルーツには実が付いています。

今ついている実の開花は9月15日。
下は開花したときの写真です。パッションフルーツは、初夏と秋に花のシーズンがあり、秋のシーズンで一つだけ花を付けました。

秋の花は、実が熟す前に寒くなってしまい、間に合わないことがあるのですが、一応受粉作業を行いました。受粉成功。
12月10日時点で、開花から約85日位が経過しました。
パションフルーツの実は、夏場で有れば開花から70~80日程度で熟しますが、さすがに気温が低いせいか、熟すまでの日数が長くかかっている気がします。

黄緑色だった実に赤みがかかってきました。
ただ、夏の時のように真っ赤とはいかないみたいです。
大きさも初夏の時ほどのサイズはありません。
※初夏のものは楕円型でしたが、こちらはまん丸で小さいです。
そろそろ完熟したときに落果するのに備えて、ネットを付けた方が良いかもしれません。

というわけで、12月13日に実が下(地面)に落果しないようネットを付けました。
熟しきればネットの中に落ちるはずです。
使用したのは台所の三角コーナーなどに被せるストッキング素材のネットです。
実が軽いので、これで十分支えられます。
ネットの端をホッチキスで止め、輪のようにして、茎に取り付けています。
写真は、ホッチキスの針が茎を挟んでいるように見えてしまっていますが、実際は茎を傷つけてはいません。


●管理について
今の管理は、サイズが大きくなっていることもあり、一日中屋外のベランダに出しています。
根が植木鉢いっぱいに張っており、今年で3年目を迎えるので、この鉢を含め8号鉢2株(および6号鉢1株)は今年で更新をかけます。
そのため、寒さで株が弱らないように、寒い日に室内に取り込むなど防寒作業の必要がありません。

肥料は、実が付いているものについては、1週間異1回程度液肥を与えています。
実が付いていないものに関しては、水のみ与えています。
葉(茎)の成長は、さすがにほぼ止まっています。

●来年用のパッションフルーツの苗

今年で終わりの株とは別に、今実がなっている株(今年一番実を付けた株)から作ったパッションフルーツの苗が4鉢(いずれも5号鉢)あります。

親のパッションフルーツの株から、十分成長して充実した、赤紫がかかった枝をとり、挿し穂を作りました。
それを8月下旬に鉢上げしたものです。

●管理について
こちらの4株は来年以降のパッションフルーツの株となるので、夜間10℃以下に冷え込む日には室内に入れて、寒さで株が傷まないように気を付けています。
水は、耐寒性を高めるため、少し控え目にあたえています。
肥料については、固形肥料は与えていません。液体肥料も11月末でストップしました。

来年もまた実がなって、楽しめたら嬉しいです。


●作業スケジュールなど

月別作業(パッションフルーツ)
・肥料やり、剪定、植え替えなどは4月の暖かくなるまでは行いません。
・水やり:控え目におこない、年あけ1~3月は1週間に1回程度にします。

関連記事:パッションフルーツの育て方 ~基本と作業~


ここまで読んでいただきありがとうございました。
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