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ドラゴンフルーツの育て方 ~12月中旬:現状と冬の管理について~

タイトル:ドラゴンフルーツの育て方 ~12月中旬:現状と冬の管理について~

こんにちは。
今日は現在理想の形に仕立て中のドラゴンフルーツについてです。
寒くなってきたので室内に移動。

【目次】
・理想の仕立ての姿について
・実際の作業(9月中旬~12月上旬まで)
・これからの心配事と管理について
・作業の時期

●理想の仕立ての姿について

ドラゴンフルーツの理想の仕立ての姿は、このような仕立ての姿。
根元から頂点までの高さは1m程度。
根元から頂点まで1本の茎を伸ばし、頂点から2,3本の脇芽(茎)を下に伸ばし(折り返し)ます。
花は、その折り返して下に伸びた先につきます。
理想の仕立ての姿。

●実際の作業(9月中旬~12月上旬まで)

●9月中旬:目標の高さに到達、摘芯
9月の中旬過ぎに目標としていたの100cmの高さに茎の先端が到達しました。
そこで、そこから下垂させるための脇芽を出すため、茎の先端をカット(摘芯)しました。
摘芯したときのようす

●11月5日の段階:かなり上向き
それぞれの切り口から、1個ずつ脇芽が伸び始めたのですが、11月5日の段階では、写真のように上を向いていました。
11月5日の脇芽(枝)の状態

このまま行って、ちゃんと下向きになるのか、と思っていました。
どうすれば、ちゃんと下に伸びるのか心配になってしらべてみました。
本やネットに載っているのをみると「太く健康に育つと、自重で下垂する。」とあります。
もう一つの方法である、それぞれの枝を下垂するように紐などで誘引して傘に仕立てる、というのはどう考えても折ってしまいそうなので、できるだけ避けたい。

そこでしばらくそのまま様子を見ておりました。

●12月10日:下を向いてきました
11月5日時点から1カ月以上が経ち、新芽の長さも30㎝くらいの長さになってきました。
心配していた新芽の向きですが、徐々に下を向いてきた気がします。
ドラゴンフルーツの茎は三角の形をしていますが、その角のラインを見るとわかるのですが、下を向くようにねじれて伸びています。(特に下の写真)
※より下を向くように、主茎の角度もちょっとだけ斜めにしています。


こちらはまだまだ上の向きが強いですが、それでも伸び初めの頃に比べるとずいぶんマシになってきました。やる気が出てきたようです。

●これからの心配事と管理について

●これからの心配事
我が家では冬の間、水を切ることで耐寒性を上げ、室内で冬越しさせます。
暖房がない部屋なので、明け方は1桁前半、日中でも10℃行くか行かないかくらいの室温です。

心配その①:寒さによる枯れ
寒さで葉が半透明に枯れる(半透明に軟化)のが心配です。そうなってしまうと、その部分は切って取り除くしかありません。主茎がそうなった場合は、やり直しになります。脇芽(新芽)でも下垂した部分が十分な長さになるのが遅れます。
そのため、少しでも寒さに強くなるよう、水を切り耐寒性を上げることで乗り切ります。

心配その②:葉が自重に耐えられず、折れ曲がる
水を切ることで葉がペラペラになり、葉が自重に耐えられずに途中から折れ曲がってしまうことがある。
その①の半透明に軟化するのよりはずっとましですが、できれば起きて欲しくないところです。


【これからの管理】
12月に入り、大阪でも朝晩の気温がドラゴンフルーツを枯らしかねない温度になってきます。日中の温度も10℃台前半とあまり上がりません。

なので、管理はこのようにしています。
・朝晩、日中ともに室内に入れておく。(日光は出来るだけあたるようにする)
・水は春暖かくなるまで完全に切る(断水)。やるとしてもたまに葉水を与える程度。

寒さをちょっとでもマシにするために。。
置いている部屋の窓は出窓の側があり、そちらには雨戸がありません。窓からの冷気を少しでも遮断するために、透明な塩ビシート(テーブルカバーとして役目を全うしたあとのもの)をカーテンレールを利用して窓に吊るしています。
※効果のほどは不明ですが、ちょっとでも窓からの冷えを減らしたいので。
雨戸がある側は、夜間は雨戸を閉めて、カーテンも閉めています。


●作業について
月別作業ードラゴンフルーツ
・水やり:11~12月は徐々に減らす、1~2月は断水する、時々葉水を与える
・置き場所:室内。できるだけ日光に当てる。
暖かくなるまでは、植え替えなどは行わない。真冬に行うのはNGです。

関連記事:ドラゴンフルーツの育て方 ~基本と作業~


寒さに気を付けて、何とかちゃんと冬越しさせたいです。

本日はここまで。
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