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サルスベリの剪定および植え替えを行いました。 ~休眠期の作業~

タイトル:サルスベリの剪定および植え替えを行いました。

こんにちは。
今日はサルスベリの剪定および植え替えを行いました。

【目次】
1.サルスベリの作業時期
2.サルスベリの剪定作業
3.サルスベリの植え替え作業



1.サルスベリの作業時期について

●作業時期
月別作業(サルスベリ)
植え替え:3~4月、または
     10~11月(休眠に入る紅葉時期)
剪定:12~3月(落葉後)

関連記事:サルスベリの育て方(基本事項)


2.サルスベリの剪定作業

落葉後(12~3月)に、春から伸びた枝を切り戻し、樹形を整えます。
 切り方には、強い切り戻しと弱い切り戻しがあり、花の付き方に違いができます。
 強い:翌春に勢いの強い枝を出し、大きな房で開花します。
 弱い:細かい絵だが多く出て、小さな房でたくさん開花します。

 基本的に、強く剪定した方が、枝は勢いよく伸びるので、その年に伸びた枝(本年枝)を付け根から2cmくらい残し切り詰めます。

 実際の作業です。
今回作業する対象です。
すっかり葉も落ちました。
今年は例年より葉が落ちるのが遅かった気がします。

このまま来年になると、ここからさらに伸びるので大きさが大きくなりすぎます。
そこで、枝を切り、適切な大きさにします。 

バッサリとカットします。今年の花のためです。

すべての枝について、樹形をイメージしながら切っていきます。
細い枝が込み合ったところでは、枝そのものを減らしました。

(2020年1月6日追記)
切った時はこれでいいかなと思ったのですが、、、
一日が経って、ちょっと枝が長い・多いように思えたので、もう少し切り詰めました。


これで剪定作業は終了です。


3.サルスベリの植え替え作業

※こちらの作業は、剪定修正前に行っています。全体に枝が長いです。

植え替え作業は、3~4月または10~11月が適期ですが、毎年葉が落ちて休眠に入った時期に、剪定とともに行っています。

植え替え前です。
土はガチガチで、土の表面は今年施肥した肥料の残りなども残っています。

植木鉢から抜きました。
鉢の形そのまま抜けました。

鉢の土に開いている穴は、旅行や乾燥が激しいときに使用する「給水器」の陶器部分を指した後です。
根もびっしりと張り、挿すのも一苦労だったのですが、抜いた後も穴はそのままの形です。

古い土を取り除き、傷んだ根をとります。
また植木鉢の表面は、置き肥が白く残っているので、表面の土もできるだけ取り除きます。

根をほぐした後です。
表面の白い土も取り除きました。

●使用する鉢・用土
植え替え前は5号鉢に植えていたので、一回り大きな6号鉢に植え替えます。
左:これから使う6号鉢、右:植え替え前に使っていた5号鉢

今回使用する土は、こちら。
右上・鉢底に使用する鉢底石
 軽い石でできていて、排水を良くするとともに、鉢の軽量化に役立ちます。

下・赤玉土(小粒)
 メインの用土。排水性・保水性および保肥性がいいです。
 崩れた赤玉土(粉)を取り除くために、ふるい(3mmまたは2mm)にかけてから使用しています。

左上・バーミキュライト
 保水性および保肥性が良いです。
 焼いて作られるため、衛生的な用土で、挿し穂などを行うときにも良く使われます。
 重量が通常の土の1/10くらいなので、土の軽量化に役立ちます。


●植木鉢に植える作業

植木鉢の鉢穴が隠れる程度に、鉢底石を入れます。

粒の大きい赤玉を、鉢底石が隠れる位入れます。
※赤玉(小粒)を3mmのふるいにかけて残ったものを入れています。


その上に、もう少し細かい用土(花の土など)を入れます。
※2mmのふるいにかけた赤玉とバーミキュライトを1:1で混ぜたものを使用しています。

鉢に、土を落とした株を置きます。
鉢を一回り大きくしたので、余裕があります。

割り箸などを利用して、根の間にも用土を入れていきます。

上まで十分入れます。
土を入れた後は、たっぷりと水を与えます。
最初濁った水が鉢の下から出るので、しっかり水を流します。


枝もすっきりし、土も新しい柔らかいものに変わりました。
作業終了です。

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今日の作業はここまでです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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