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パッションフルーツの育て方 ~2年目4月:8号鉢への植え替え~

タイトル:パッションフルーツの育て方 ~2年目4月:8号鉢への植え替え~


こんにちは。
昨年の夏に、挿し枝で作成したパッションフルーツの苗を、5号鉢から8号鉢に植え替えました。
・植え替え前の植木鉢の苗(5号鉢)
・植え替えに使用する用土について
・8号鉢への植え替え手順
・パッションフルーツの作業時期について

●植え替え前の植木鉢の苗(5号鉢)

夏に挿し枝で作ったものを、5号鉢の状態で冬越しさせました。
今年の冬は暖冬だったので、例年なら枝に1,2枚くらいの葉が残るくらいの状態なのが、このように青々としています。
落葉した葉も、1,2枚くらいです。

これを本番の8号鉢に植え替えます。
※左に見えているのが、これから植え替える8号鉢です。


●植え替えに使用する用土について


今回使用した用土です。
●鉢底石
字の通り、植木鉢の底に敷く石。軽石などで作られる。役割は鉢の排水性や通気性を良くする。また、鉢の底に開いている穴から土が流出するのを防ぐ役割もあります。
軽石からできたものや、赤玉土(大粒)が使われることが多い。

●赤玉(小粒)
赤土を乾燥させて、ふるいにかけ、粒の大きさごとに分けたもの。土のベースとなるもので、腐葉土やその他の用土、元肥えと混ぜて使用する。大粒、中粒、小粒などのサイズがある。最初は粒状ですが、水やりなどで風化すると、粒の形からただの赤土に戻る。そうなると通気性や排水性が悪くなる。
特徴としては、
・粒状で、通気性、保水性、排水性、保肥性に優れている。
・pH6.0程度の弱酸性の土。
・大粒、中粒、小粒と粒のサイズ別に売られている。
・肥料成分が含まれていない、そのため挿し木や挿し芽に使用することができる。

●バーミキュライト
ひる石と呼ばれる石を700℃以上の高温で焼き、膨張させて作られる。そのため、通常の土に比べ約1/10以下の重さと軽い。見かけは、薄い層が重なった構造で、キラキラしています。
特徴としては、
・保水性と排水性のバランスが良く、保肥性も高い。
・たくさんの穴が開いているので、断熱性と保温性が良い。
・軽い、混ぜることで土の重量を軽くすることが出来る。
・無菌で清潔、そのため挿し木や発芽用の土としてもよく用いられる。

これを、図のようなイメージで入れて、使用します。

●8号鉢への植え替え手順

用土は、これを使用しました。
・鉢底石
・粒の大きい土、赤玉(小粒)を3mmのふるいにかけたもの
・メイン用土、赤玉:バーミキュライト=1:1くらいで配合したもの

植替えを行います。
(1) 植木鉢の鉢穴が隠れる位に、鉢底石を入れます。

(2) 鉢底石の上に、粒の大きい土を入れます。

(3) さらに、メインの用土を少しいれます。粒の大きい土が隠れる位。

(4) 元肥えとして、肥料を入れ、更に隠れるようにメイン用土を入れます。
   今回元肥えには、緩効性化成肥料のマグァンプKを使用しました。

(5) 鉢から抜いた株を根鉢を崩さないようにいれ、上まで用土を入れます。

(6) 支柱を必要分たて、ビニール帯で固定します
   今回使用したのは、90cmの長さのものです。

(7) 鉢の底から水が流れ出る位、しっかりと水を与えます。

このようになりました。
1週間くらいは、直射日光が当たらないところに置き、そのあとはしっかりと日光の当たる場所に置きます。


【これからの管理について】
置き場所:日光の良く当たる場所に置きます。
水やり:土の表面が乾いたら、しっかり与えます。
肥料:これからの生育期は、肥料切れを起こさないように月に1回置き肥します。
  液体肥料も1週間に1回は与えます。


●パッションフルーツの作業時期について


月別作業(パッションフルーツ)

関連記事:パッションフルーツの育て方 (基本事項)

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本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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