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パッションフルーツの育て方2020 ~サブで花が咲きました~

タイトル:パッションフルーツの育て方2020 ~サブで花が咲きました~ (2020/05/30)
2020年5月25日に開花した今年最初の花


こんにちは。
先日、2020年最初のパッションフルーツの花が咲きました。
しかも予備(サブ)で育てている5号鉢の方で。
メインの8号鉢は一度蕾が付いたのですが、黄色くダメになってしまいました。花芽は付きますがなかなか開花するサイズまで大きくなりません。
それとは対照的に、サブの5号鉢の方は絶好調です。

【目次】
1.5月25日に開花した花と、受粉作業。
2.開花後4日後の様子。(5月29日)
3.2個目の花が咲きました。(5月29日)
4.メインとサブの花の付き方の違いの原因になりそうなこと。
5.パッションフルーツの作業時期について

1.5月25日に開花した花と、受粉作業。

今年最初の花が、5月25日に咲きました。
咲く前日になると、蕾に白い隙間が見えるので「この蕾明日咲くかも?」とは思っていたのですが、朝少し用事を済ませてベランダに出てみると、、、
すでに半分咲いてました。
この後、比較的すぐに全開しました。
2020年5月25日開花

この花、メインの8号鉢の方ではなく、予備の方の鉢植え(なので5号鉢のまま)なのです。

鉢は小さいのですが、何か条件が合うらしく、下の写真のように次々と蕾が大きくなっています。一番手前(左下)の蕾も数日後には咲きそうです。

花が咲いたら、実がなるように受粉作業をおこないます。
●受粉作業
(1)まず、咲いた花から雄しべを一つピンセットなどで取る。
(2)雄しべの花粉を雌しべの先にこすり付ける。
写真右の雌しべの先についた黄色い粉が花粉です。
受粉作業は、開花して早いうちに行う方が成功率が高いようです。
※8時くらいに開花するので、9時くらいに行うようにしています。

●受粉作業を行う訳
 自家受粉では実が付きにくいため、人工受粉を行う必要があります。
 自力では雄しべと雌しべがくっつかないのと、自生する地域では花粉を媒介できる大型の蜂がいるのですが、日本にはいないため。
 お昼をすぎると成功率が下がると言われているので、午前中できるだけ開花したらすぐに行う。
方法としては、今回のように雄しべを1個採取して雌しべにこすり付ける方法と、筆などで花粉を付ける方法がある。

2.開花後4日後の様子。(5月29日)

受粉作業を行うと、3日後くらいには結果がわかるようになります。
うまくいっていると、萎んだ蕾の中に、緑色の実が大きくなってきます。
左から:開花した5/25、4日後5/29夜、5日後5/30の様子になります。
丸い実が見えています。
5月25日に開花した花は、受粉成功です。
うまくいけば、開花から70~80日後くらいに赤い実が収穫できます。

3.2個目の花が咲きました。(5月29日)

前回の開花から、4日後。
この日は朝の段階で、今日絶対に咲くというのはわかっていたのですが、用事があったため、開花の前に家を出発し、帰ってきたのは夜でした。
撮影日:2020年5月29日 夜

当然、すっかり咲いてました。
ダメもとで、受粉作業も行いました。(適しているのは、開花後すぐです)

この花の隣には、1,2日後に咲きそうな蕾があります。
 撮影日:2020年5月29日

次の日には開花した花はしぼんでしまいます。
隣の蕾は5月30日は開花しませんでした。明日か、明後日ですね~。
撮影日:2020年5月30日



4.メインとサブの花の付き方の違いの原因になりそうなこと。

メインの方とサブの方と、花(蕾)の付き方に何が影響しているのか考えてみました。

1.日差しの強さ
 メインは直射日光に午前中~13時過ぎまでずっとさらされる場所にあります。
 かたや、サブの方はベランダの透明茶色の屋根を通して日光が当たります。
 屋根のおかげでいくらか減光されています。
⇒日光不足は花が付かない原因になるが、当てすぎも花芽をダメにする原因になる???
メインの鉢でも、このように、ある程度日が遮られるところに花芽ができているような気がします。


2.植木鉢内での根の張り具合。
 メインは、4月に5号→8号に植え替えたので、まだ根が植木鉢に張り切っていません。
 かたや、サブの方は植え替えをしていないので、既にねが張っています。
⇒ある程度根が張らないと、花芽が付きにくい??

これから花芽が大きくなって咲いてほしいものです。


5.パッションフルーツの作業時期について

月別作業(パッションフルーツ)

関連記事:パッションフルーツの育て方 (基本事項)

これからの注意点:
水切れ、及び肥料切れに注意して管理します。
・水やり:毎日たっぷりと。表面が少々湿っているくらいで与える。
・肥 料:肥料切れを起こさないように、置き肥や液肥を与える。
 量も生育に従って量を増やす。
 花を付ける頃は、リン酸が多い目に配合されたものを使用すると、花付が良くなります。

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本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
励みになります。

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