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パッションフルーツの育て方 ~5月7日:アザミウマの駆除~

こんにちは。


5月に入り、植物がぐんぐん大きくなっています。
パションフルーツの新芽もこのように順調に伸びています。
巻きヒゲを支柱に巻き付け、行灯仕立てに誘因できるようになってきました。
他の箇所の新芽も伸び始めました。

先の方を見ると、写真のように花芽が付き初めました。
ここから楽しみな季節がスタートです。
※残念ながら、この花芽は色が黄色くなってきているので、大きくなることはないです。


さて、ゴールデンウィークの頃になると毎年やってくる厄介な訪問者、今年もやってきました。
新しく大きくなった葉が、写真のようにシミのような傷がついています。
このような葉や、きれいに葉が展開しないときは、被害にあっているサイン。
被害の初期の段階では虫自体は見つけづらいですが、このサインで気が付くことができます。

株の新芽・新梢を中心に探してみました。
そうしたら、1匹発見!
セロハンテープで捕獲しました。
大きさは1~2mm程度です。(セロハンテープの幅は15mm)

上にチラッと写っているのは私の指先です。
矢印の先に例の訪問者が写っています。

この正体は、これです。 ※虫の写真なので、注意。
住友化学園芸のHPより写真お借りしました。
アザミウマには何種類かいて、捕まえたのはどっちかというと薄茶色に近い色なので、厳密には違う種類です。参考程度に。

害虫:アザミウマです。
植物の表面をかじって傷をつけ、汁を吸う虫です。
パッションフルーツだけでなく、草花・野菜・庭木など多くの植物が被害を受けます。

被害を受けると、
・葉のシミ・奇形葉(正常に展開しなくなる)
・ツルがまっすぐに伸びない
・花に傷がつく、成長しない、すぐ終わる
・実に傷がつく、大きくならない
などの症状が出てきます。
また、放置して大量に繁殖すると、新芽が食害を受けたようになり、新芽が成長しなくなります(経験済み)。

被害を受ける時期は、ちょうど今からぐらいからです。
アザミウマ被害時期 ※住友化学園芸HPより抜粋


成虫は羽があり、外から飛んできます。仕方ない。
セロテープで捕獲したものも羽らしきものがあり、成虫でしょう。

これ以上被害を受けると困るので、対処(駆除)します。


使用する薬剤は、住友化学園芸の「家庭園芸用 GFオルトラン粒剤」です。
特徴:吸汁性害虫(アブラムシ等)及び食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシ等)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
有効成分はアセフェート。
※説明などは住友化学園芸のHPを参考にしています。

適用をみると、花卉類のところにアブラムシ類・アザミウマ類とあります。
根元に粒上の薬剤をまいて使用します。簡単です。


このように、植木鉢の縁にまいています。
使用量は、1株につき小さじ半分程度使っています。
※買ったサイズ大きすぎました。使い終わるのいつになるやら。。。

これでひとまず安心です。

皆様も、お気を付けください。


●パッションフルーツの作業時期
月別作業(パッションフルーツ)
関連記事:パッションフルーツの育て方

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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