注目の投稿

ブドウの育て方 ~新梢誘引、副梢管理:種からチャレンジ~

こんにちは。
一気に初夏の暑さ、というか夏の暑さがやってきましたね。
日差しも強くなってきました。

 さて、家にある、芽が出て2年目のブドウ。
メインの株は見るたびに大きくなっています。
※一番左側の一番大きな鉢植えのこと。

ベランダに置いていますが、全部を写すのに狭い幅の方では足りなくなってきました。

背丈:根元から80cm、
新梢の長さ:45~50cm(最大の長さのもの)
葉の大きさ:幅10cm×縦9cm
 ※葉が出たての頃は、6cm×5cm位でした。
現在、2本の新梢が勢いがあります。
葉:最近のもの(手前)と初期のもの(奥)

と、順調です。
もうすぐ支柱の上限に届きそうなのが、心配です。
巻きヒゲも出始めてからは、1段ごと又は2段に1個程度でていて、巻きつく場所を探しています。
※その割に誘導しても違う方向に曲がってみたり。
どこかいい場所はないかな?と巻きヒゲを伸ばしています
ブドウは上に上に伸びるだけでなく、横にも伸びようとします。
このように、新梢が伸びてくると、途中の葉の付け根から「副梢」が伸び始めます。

副梢とは?
要するに、わき芽のこと
放置しすぎると、葉が生い茂り過ぎて、日光の当たりが悪くなる。

新梢の下の方は、他の新梢からの葉もたくさんあるので、非常に混み合っています。
なので、副梢そのものを芽かきしました。
※このときに間違って先端を切らないように注意です。

新梢がある程度伸びたら、空間的に余裕もでてくるので、副梢からの葉を1,2枚残して切ります。

ちなみにブドウは、光合成の効率が良いらしく、葉が少々重なってもちゃんと光合成するらしいです。

今日の作業で取った副梢。4つ。

副梢の管理も大事ですが、新梢の管理もしないといけないです。
行灯仕立てにするので恐る恐る誘引します。
下の方も、伸びのよいものを残して、重ならないように支柱に誘引予定です。
比較的伸びのよいものを3芽に1個残して、他は摘芯しました。
※新梢の長さが余り短いと、誘引したときに基部より折れる可能性があるので、やり過ぎ注意です。
上の伸びのよいもの2本を、それぞれ反対側に誘引し、針金テープで固定します。
折らないように、力を加減しながら曲げます。
これ以上は無理そうなので、伸びたらまた誘引します。
※パッションフルーツで、無理に曲げて茎を折ってしまったことが毎年のようにあるので、慎重になります。新梢の長さが余り短いと、誘引したときに基部より折れる可能性があるので、やり過ぎ注意です。
新梢がブラブラだと、風でポッキリいくので、横棒を増やして補助しています。(不自然な棒はそれです。)
取敢えず、T字型くらいになりました。
続きは伸びてから。

下の方も、葉が重ならないように支柱に誘引予定です。
比較的伸びのよいものを、3芽に1個残して、他は摘芯しました。
長さが全然足りないので、誘引はまだ無理でした。



こちらは鉢上げした方です。
いまいち伸びてないのが気になります。
他の2つについても同様です。

一応根元に根が見えているので、根はあるのですが、どうしたものか。
取敢えず、見守っていきます。


●今月の作業
ブドウの作業時期
・水やり:乾いたら与える程度
・新梢、副梢の伸びが著しいので、適度な大きさ、量に管理する。
 理想の樹形になるように。

・これからの5~6月は、ベト病や褐斑病など病気が発生しやすい時期になります。
 落ち葉などを介して感染、広がっていくので、樹の周りは清潔に。


ここまで読んでいただきありがとうございました。