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パッションフルーツの育て方 ~7月3・4日開花の花、結果発表~

こんにちは。
今日は、7月3日と4日に開花した花の結果を確認します。
人工授粉がうまくいって入れば、雌しべの付け根にある「子房」が大きくなります。
パッションフルーツの花の構造(6月20日開花のもの)
上に、パッションフルーツの花の構造を書いておきます。
青い丸で囲んでいる中にある丸いものが、将来実になる「子房」です。

開花後2,3日もすれば判別できるくらいに大きくなるので、
・成功:子房が大きくなり、開花後の花も落ちない。
・失敗:子房は大きくならず、開花後の花は黄色く萎れる。
要は、子房が大きくなっていたら成功です。

では、これを踏まえて確認しましょう。
撮影日:7月7日 開花日7月3日分
こちらは7月3日に開花の様子を撮影した分の花です。
子房が閉じた花から見えるくらいまで大きくなっています。
受粉成功です。

撮影日:7月7日、開花日7月4日(2階ベランダ)
こちらは7月4日に2階のベランダで咲いた分の花です。
7月3日続いて開花したもの。
この角度ではわかりづらいですが、実がちゃんと大きくなっています。
受粉成功です!
ただ、3日目ではまだ閉じた花と同じくらいなので、閉じたがくや花弁をめくらないと、実は確認できません。
花を触ると、中に丸いものがあるのがわかります。

ただ、うかつにめくったり触って、落ちてしまっても嫌なので、あまり触りたくない心境です。
※そんな簡単に取れるようでは、これからの熟すまでの70~80日は乗り切れないのですが、、、


最後に玄関に置いている植木鉢の花を確認します。
撮影日:7月7日、開花日7月4日(玄関)
花だけだとどこの花かわからなくなるので、横に置いているサルスベリと一緒に撮影しています。(7月2日に咲いた花は取れましたが、今日咲いた新しい花と共演です。)

上から見るとやはり、よくわかりません。
下から見上げると、
撮影日:7月7日(開花後3日目)
閉じた花が少し開いて、中から緑色の実が見えています。
受粉うまくいったようです。
受粉成功です。

これで、4つ咲いた花すべてで人工受粉が成功しました。
一番最初に咲いた実はというと
撮影日:7月7日 (開花後17日目)
サイズはあれから変わっていません。
今日のサイズは6cm。
実の成長は最初の10日間が勝負で、そこからはほとんど成長しないようです。
標準的なサイズが、大きさ6~8cmの球形か楕円形なので、まあOKでしょう。
実が付いてくれたことがとにかく嬉しいです。


●枝の剪定しました。
実が付いたので、実に栄養を集中させるのと、株自体が植木鉢(ベランダは8号、玄関は6号)に対して随分大きくなってきたので、1つの株に対し6本ほどあった新梢(茎)を3,4本にしました。
切るときは、実がある場合は残し、実が付いていない枝で花芽も少ない枝を切るようにしました。
緑色の茎と紫ががった茎のものがある場合は、紫ががっている方がより充実した枝なので、そちらを残します。

・剪定について補足:
8月の中旬~下旬には、一度不要な枝を切り、切り戻しを行います。
鉢植えでの行灯仕立ての場合は、このころにはものすごい量の葉になっているので、切り戻しをしないと、葉が茂り過ぎます。
実が付いている場合は、収穫後がおすすめタイミングです。

切り戻すことで、新しい枝がまた伸びてきて、うまくいけば秋の花が楽しめます。
切り戻すために切った枝も、来年の苗を作るのに利用すれば、無駄がないです。



関連記事:パッションフツールの育て方 (基本作業)

●パッションフルーツ月別作業
月別作業(パッションフルーツ)

今月の作業
・水やり:表面が軽く湿っている程度になったら与える。
     水切れには注意する。(花芽が落ちる原因になる)
・肥料:肥料切れに注意する。株の成長に合わせて量を増やす。
    水やりの時の液肥による追肥も。
・剪定:枝がたくさん出ている場合、株の負担になりMg欠乏症などの原因になる。
    弱々しい枝、細い枝は剪定する。
    実が付いた場合は、栄養を集中させるため、弱い枝や花のつかない枝は切る。

パッションフルーツ これからの管理
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・置き場所:日当たりの良い場所。
 日当たりが悪いと、花付が悪くなる。
・水やり:水を比較的多く必要とするので、常に土が軽く湿っている程度。
 ※ただし、土は水はけがよいものを
・肥 料:肥料切れには注意する。
 ※非常に肥料食いです。
・害虫は見つけ次第対処する。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。

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