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こんにちは。
ガーデニング初心者ランキング
我が家には、3株のパッションフルーツの鉢植えがあります。
そのうちの一つが、6~7月のシーズンに花が全然つきませんでした。
9月からの秋のシーズンに咲いてくれることを願って、今日はその鉢植えの切り戻し作業を行いました。
左:切り戻しをした鉢植え |
【目次】
1.パッションフルーツの切り戻しとは?
2.実際の作業について
3.今回作業した鉢植えの現在の状態(茎・根)
4.パッションフルーツの月別作業
4.パッションフルーツの月別作業
おまけ.6月20日に開花・結実した実の現在の様子
1.パッションフルーツの切り戻しとは?
●なぜ切り戻すのか?
パッションフルーツの花の時期は、5~6月と9月の2回あります。
※うちのは6~7月に咲きましたが。
花芽は新しく伸びた枝(特に主枝から出た孫枝)に付きます。一度咲いた部分、花芽が付いた部分には付きません。
そこで、8月頃に一度枝を切って短くすることで、新しい枝を伸ばし、再び花芽を付けさせます。
●切り戻しのイメージ
今回の、切り戻し作業のイメージです。
主枝の長さは、主幹から2,3節位は芽があるようにします。
根元から30㎝までは、主幹から主枝が伸びると根の張りに影響があるので、主枝を伸ばしていません。
根元から30㎝までは、主幹から主枝が伸びると根の張りに影響があるので、主枝を伸ばしていません。
2.実際の切り戻し作業
実際の切り戻し作業の様子です。
1.行灯仕立てにしている枝を、支柱からすべて外す。
今回、切り戻しを行う鉢植え。
春先から枝を伸ばした状態だと、主枝の長さはかなり長くなっています(鉢植えでも2m近くになることも)。
これは8月入ってから一度枝を短くしています。
ビニール帯や、巻きヒゲ等、支柱に固定しているものはすべて外したところです。
2.主枝を所定の長さに切る。
主枝を、主幹の方から2,3節くらいは芽が付くように切る。
3.支柱に主幹・主枝を固定する。
パッションフルーツは、枝がふらふらしていると伸びが悪いです。
そのため、枝はふらつかないように支柱に固定した方が良いです。
まず、主幹を支柱にビニール帯などで固定します。
次に、主枝を横向きに支柱に巻き付けるように固定します。
孫枝が伸びてもよいように、なるべく下の方から巻いています。
このときにあまり上の方に巻くと、孫枝が伸びてきたときに、どうしても上の方で葉が茂ってしまい、頭でっかちな姿になりがちです。
枝も、頂点(頂芽)優勢の性質の為、上の方から伸びるため頭でっかりになりやすい。
【頂点(頂芽)優勢とは】
植物の茎の先端にある頂芽が脇芽に優先して成長すること。先端を切り取ると、すぐ下の脇芽が頂芽となり優先して成長する。
孫枝となる芽は、葉の付け根にあります。(矢印の先)
ビニール帯などで固定するときに芽を傷つけないように、またこの部分にビニール帯をしないように気を付けます。
枝の固定が出来ました。
作業前と比べると、全体的に下の方に葉があります。
これで、新たに孫枝が伸びても安心です。
左:切り戻し作業をした鉢植え。
右:実が3つなっているので、余計な脇芽を取るくらいしか剪定していない鉢植え。
切り戻しで、すっきりしました。
3.今回作業した鉢植えの現在の状態(茎・根)
今回切り戻しを行った鉢植えは、挿し木をした年をいれて3年目になります。
主幹は、根元のほうが写真のようにかなり木質化しています。
園芸バサミで切るのも一苦労の硬さになっています。
植木鉢の土の表面です。
根がびっしりと張っています。
おそらく、植木鉢から抜いても、根で植木鉢の形そのままです。(形が崩れしません)
パッションフルーツは生育旺盛なため、2年に一回は根詰り防止のために植え替えを行う必要があります。
植え替えを行うとなると、一回り大きな鉢(現在が8号鉢なので、10号くらい)に植え替える必要があります。
ただ、これ以上大きい鉢は移動させるのが大変になるので、株の更新で対応します。
※挿し木しているのは、そのためです。
おまけ.6月20日に開花・結実した実の現在の様子
現在、家になっている実は全部で5個
6月20日、7月3日・4日(2個)および27日に開花して、実が付いたものです。
そのうちの、一番早くに実が付いた6月20日開花分の実の現在の様子です。
最初の10日~2週間に実が大きくなって以降、特にサイズが大きくなるわけでも、色が変わるわけでも、ありません。
※収穫までは、開花して70~80日かかります。
それでも、丸くぶら下がっているのを見るのは、嬉しいです。
敵は、強風。強い風で株が揺れ、実が落っこちないように気を付けます。
鉢植えなので、台風などの時には、室内に入れます。
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。
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