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こんにちは。
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7月中旬に行った「パッションフルーツの挿し枝」が、そろそろ1カ月になります。
新芽も伸び始め、容器の中で根も回り始めたので、今日は植木鉢に植え替えます。
7月16日に挿し枝で作成したもの。
今回作業するのは、この2つです。
※残り3つは、一度失敗して7月月末に作成しなおししています。
【目次】
1.挿し枝の現状について
2.使用する用土について
3.植え替え作業
4.パッションフルーツの月別作業
1.挿し枝の現状について
今回、植木鉢(5号鉢)に植え替えるパッションフルーツの挿し枝です。
作成したのは7月16日なので、ほぼ1カ月経ちます。
新芽も伸び始めており、新芽の長さは5cmを越えてきたというところです。
枝を挿す用土には肥料は入れておらず、根が出てくる2週間ほどは水のみで管理していました。
根が出てきた2週間目を越えたあたりから、液体肥料を何回か与えました。
8月18日(33日目) |
こちらは、根の状態です。
透明プラコップを使用しているので、状態が良くわかります。
底の方が根がぐるっと回り始めています。
ちなみに、下が9日前の状況です。
根(特に底付近)の張りが進んでいます。
本格的に肥料を与え始めたいのと、根詰りの回避のため、植木鉢に植え替えます。
2.使用する用土について
●赤玉(小粒)
赤土を乾燥させて、ふるいにかけ、粒の大きさごとに分けたもの。土のベースとなるもので、腐葉土やその他の用土、元肥えと混ぜて使用する。大粒、中粒、小粒などのサイズがある。最初は粒状ですが、水やりなどで風化すると、粒の形からただの赤土に戻る。そうなると通気性や排水性が悪くなる。
特徴としては、
・粒状で、通気性、保水性、排水性、保肥性に優れている。
・pH6.0程度の弱酸性の土。
・大粒、中粒、小粒と粒のサイズ別に売られている。
・肥料成分が含まれていない、そのため挿し木や挿し芽に使用することができる。
●バーミキュライト
ひる石と呼ばれる石を700℃以上の高温で焼き、膨張させて作られる。そのため、通常の土に比べ約1/10以下の重さと軽い。見かけは、薄い層が重なった構造で、キラキラしています。
特徴としては、
・保水性と排水性のバランスが良く、保肥性も高い。
・たくさんの穴が開いているので、断熱性と保温性が良い。
・軽い、混ぜることで土の重量を軽くすることが出来る。
・無菌で清潔、そのため挿し木や発芽用の土としてもよく用いられる。
●鉢底石
字の通り、植木鉢の底に敷く石。軽石などで作られる。役割は鉢の排水性や通気性を良くする。また、鉢の底に開いている穴から土が流出するのを防ぐ役割もあります。
軽石からできたものや、赤玉土(大粒)が使われることが多い。
3.植え替え作業
実際の作業です。
1●植木鉢と支柱の準備
今回使用したのは、5号鉢と針金支柱(75cm)です。
本当は100cmのものにしたかったのですが、品切れだったので、やむなく75cmで。
この植木鉢の底には、ちょうど針金が入る穴があります。
そのため、土を入れる前に先に支柱をセットします。
支柱を2本用意し、それぞれを真ん中付近でカーブさせて、交差させてビニール帯で固定。
支柱の足を穴に差し込めば、上に引っ張らない限り動かないです。
2●鉢底石を入れる
このまま土を入れると、植木鉢の底に開いている穴から抜けてしまうので、それを防ぐために「鉢底石」を入れます。
余り入れ過ぎると、土を入れるスペースがないので、入れる量は最小限に。
使用した鉢底石は、軽石タイプなので、とても軽いです。
3●用土を少し入れ、苗を置く
鉢底石を敷いたところに、用土を少し入れます。
良く使用される用土は、赤玉土:腐葉土=7:3など、水はけの良いものが使用されます。
私の場合は、あまり虫に来てほしくないため、有機質の腐葉土ではなく、バーミキュライトを使用しています。赤玉土(小粒):バーミキュライト=1:1ぐらいで配合しています。
プラコップから苗を抜きました。
このときに土を落とさないように抜きます。
これを鉢の真ん中にそっと置きます。
75cmの支柱なので、やはりあまり支柱の高さがないです。
4●土を入れる、元肥えも入れる
苗の周りに土を入れていきます。
途中、元肥えも入れておきます。(白い粒が元肥えのマグァンプK)
やはりここでも有機質なものは使用せず、緩効性化成肥料を使用しています。
元肥えを入れたら、上まで土を入れます。
これで植え替え終了です。(左の2つの鉢植え)
念のため、鉢の表面にも、化成肥料を置いています。(表面の白い粒)
※ただし、規定量の半量程度です。
最後に、鉢底穴から濁った水が出なくなるくらい、たっぷりと水を与えました。
●置き場所、水やり
置く場所は、数日は明るい日陰に置くようにし、徐々に日に慣らすようにします。
透明プラコップの時は、明るい日陰(日にあたってもちょっとだけ)に置いていたので、いきなり強い日に当てると、葉焼けする恐れもあるため。
水やりは、表面が乾いたらたっぷり与えます。
【葉焼けとは?】
葉が日に慣れていない状態で、直射日光など強い日を当てると、葉が日で焼けてしまうこと。葉焼けしてしまったところは組織が壊れて死んでしまうので、元には戻らない。
場合によって、株全体が葉やけによって弱り、枯れてしまうこともある。
予防するには、1週間ほどかけて徐々に日に慣らす。
葉が日に慣れていない状態で、直射日光など強い日を当てると、葉が日で焼けてしまうこと。葉焼けしてしまったところは組織が壊れて死んでしまうので、元には戻らない。
場合によって、株全体が葉やけによって弱り、枯れてしまうこともある。
予防するには、1週間ほどかけて徐々に日に慣らす。
4.パッションフルーツの月別作業
●作業時期について月別作業(パッションフルーツ) |
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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