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タイトル:パッションフルーツの育て方 ~花と実と。9月中旬の様子~(9/25記事)
こんにちは。
パッションフルーツは、先日食した実をはじめ、そろそろ実が熟す時期に来ています。
又、涼しくなってきたことで、花芽もまた付き始めました。
【目次】
1.2階ベランダに置いている鉢植えの現状。
2.2階ベランダの実にもネットかけました。
3.9月15日に咲いた花について(秋の花)
4.9月20日収穫の実の色の変化
5.パッションフルーツの月別作業
違いの原因はわからず。。。
※2つとも同じ親から挿し木で更新した株なので。
9月11日の記事で葉に斑点が出る「円斑病」かもとおぼしき症状が出ましたが、疑われる葉を取り除いて様子を見ていますが、今の所再発はありません。
関連記事:パッションフルーツの育て方 ~葉に丸い変色が。円斑病か?
●左:8月上旬に切り戻しを行った鉢植え
左の鉢植えは、花も実もつかなかったため、秋に備えて8月上旬に切り戻しを行いました。
主茎から主枝を4本出ているのですが、それぞれ3~4節の位置で切っています。
そこから順調に伸びて、9月には花芽が付く予定だったのですが、実際は
新芽はいい感じで伸びてくれましたが、ある程度の長さを越えても花芽がつかず。。。
この鉢植え、花を付ける気がないのでしょうか。
●右:9月下旬に少し剪定を行った鉢植え
右の鉢植えは、8月下旬時点で実が3個付いていました。
そのため、切り戻し作業を行うことが出来ないので、込み合った枝を剪定するにとどめました。
切り戻していないので、もちろん主枝も長いままです。
そのためか、涼しくなってくると、
このようにちゃんと花芽を付けるようになりました。
※点線○印の中が花芽があるところ。
主枝の先に付いているのがメインですが、主枝から伸びた脇芽の枝も50~60cm位を越してくると花芽を付けています。
切り戻ししない方が、秋の花を付ける上ではよかったかもしれません。
理由:花芽を付けるには、枝の長さが1m位を越える必要がある為。
切り戻していない方は、主枝の長さはゆうに1mを越えています。
今なっている実は、7月3,4日に開花した分の花からなった実。
開花からもう80日になろうとしています。
※パッションフルーツの実は開花から70~80日が収穫の目安です。
いつ落ちてもおかしくないはずです。
ネットがけの方法は、9月15日の記事同様に行いました。
ストッキングタイプのネットを、ホッチキスで上を閉じて枝にぶら下げています。
※枝には一切傷をつけていません。実は軽いので、この程度で支えられます。
色も、変わり始めました。
真っ赤に変わってからネットに落ちるか、中途半端な色で落ちるかはわかりません。
どちらにせよ、収穫1個目のように、追熟中には変わるはずなので、あまり色については心配してません。
追記:
9月23日に、1個収穫を迎えました。
開花から約80日です。
収穫したのは、上の写真の方の実。真っ赤にはならず、黄色と赤のまだら模様の状態です。
実の大きさ・色はこんな感じです。
花が咲いたらすることは、人工授粉作業。
パッションフルーツは、雄しべと雌しべがくっつかないので、受粉するためには何かしらの助けが必要です。
元々の生息地では大型の蜂が受粉の手助けを行いますが、日本にはその種類の蜂がいません。そこで人工的に受粉作業を行わないと、ほぼ結実しません。
寒くなる前に実が熟すところまで行くかはわかりませんが、念のため行います。
花が咲いたらなるべく時間を空けずに、雌しべに花粉を付けます。
一つの花には5つの雄蕊が付いていますが、そのうちの一つピンセットなどでとり、花粉が付いている側を雌しべの先に付けて、黄色い粒粒を付けます。
雌しべの先は3か所あるので、3か所ともに付けます。
今回も成功みたいです。
この鉢植え、今年は4つ咲いて、4つとも成功です。頑張ってます。
花が咲いた絶対数は少ないですが。。。
開花したのは7月27日なので、開花から50日程度で収穫ということになります。
20日も目安より足りません。色も、黄色というか黄緑色です。
左が1週間前に同じ株で収穫した実です。
こちらは開花から約75日での収穫です。
実のサイズを比べてわかりますが、だいぶ今回のものは小さいです。
そんな実ですが、室温で追熟すると色が赤く変わってきます。
収穫してから2日後の様子ですが、色が急に赤みを帯びてきます。
味の方は不安ですが、見かけはちゃんと赤くなりそうです。
関連記事:パッションフルーツの育て方 ~基本と作業~
●これからの管理(9~12月)
置き場所:日当たりの良い屋外で。
最低気温が10℃を下回るようであれば、夜間のみ屋内に入れる。
※冬越しを行う株のみ。今年で終える株は屋外のままです。
水やり:真夏ほど乾くことは少なくなってきます。
表面が乾いたら与えます。
肥料:9月に最後の肥料を与えます。
冬越しを行う株については、本格的に寒くなる前に肥料が切れるようにしておく。
緩効性肥料を与える場合は、持続期間に注意する。
寒い中肥料が効いていると、耐寒性が悪くなるため。
※温室などで十分な温度が確保できる場合を除く。
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。
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こんにちは。
パッションフルーツは、先日食した実をはじめ、そろそろ実が熟す時期に来ています。
又、涼しくなってきたことで、花芽もまた付き始めました。
撮影日:9月15日 |
【目次】
1.2階ベランダに置いている鉢植えの現状。
2.2階ベランダの実にもネットかけました。
3.9月15日に咲いた花について(秋の花)
4.9月20日収穫の実の色の変化
5.パッションフルーツの月別作業
1.2階ベランダに置いている鉢植えの現状。
2階ベランダに2株おいていて、1つは実が3つ成り、もう一つは花すら咲きませんでした。違いの原因はわからず。。。
※2つとも同じ親から挿し木で更新した株なので。
9月11日の記事で葉に斑点が出る「円斑病」かもとおぼしき症状が出ましたが、疑われる葉を取り除いて様子を見ていますが、今の所再発はありません。
関連記事:パッションフルーツの育て方 ~葉に丸い変色が。円斑病か?
●左:8月上旬に切り戻しを行った鉢植え
左の鉢植えは、花も実もつかなかったため、秋に備えて8月上旬に切り戻しを行いました。
主茎から主枝を4本出ているのですが、それぞれ3~4節の位置で切っています。
そこから順調に伸びて、9月には花芽が付く予定だったのですが、実際は
新芽はいい感じで伸びてくれましたが、ある程度の長さを越えても花芽がつかず。。。
この鉢植え、花を付ける気がないのでしょうか。
●右:9月下旬に少し剪定を行った鉢植え
右の鉢植えは、8月下旬時点で実が3個付いていました。
そのため、切り戻し作業を行うことが出来ないので、込み合った枝を剪定するにとどめました。
切り戻していないので、もちろん主枝も長いままです。
そのためか、涼しくなってくると、
このようにちゃんと花芽を付けるようになりました。
※点線○印の中が花芽があるところ。
主枝の先に付いているのがメインですが、主枝から伸びた脇芽の枝も50~60cm位を越してくると花芽を付けています。
切り戻ししない方が、秋の花を付ける上ではよかったかもしれません。
理由:花芽を付けるには、枝の長さが1m位を越える必要がある為。
切り戻していない方は、主枝の長さはゆうに1mを越えています。
2.2階ベランダの実にもネットかけました
2階のベランダだと、パッションフルーツの実が完熟して床に落ちても、特に不都合はないのですが、一応ネットをかけました。今なっている実は、7月3,4日に開花した分の花からなった実。
開花からもう80日になろうとしています。
※パッションフルーツの実は開花から70~80日が収穫の目安です。
いつ落ちてもおかしくないはずです。
ネットがけの方法は、9月15日の記事同様に行いました。
ストッキングタイプのネットを、ホッチキスで上を閉じて枝にぶら下げています。
※枝には一切傷をつけていません。実は軽いので、この程度で支えられます。
色も、変わり始めました。
真っ赤に変わってからネットに落ちるか、中途半端な色で落ちるかはわかりません。
どちらにせよ、収穫1個目のように、追熟中には変わるはずなので、あまり色については心配してません。
追記:
9月23日に、1個収穫を迎えました。
収穫したのは、上の写真の方の実。真っ赤にはならず、黄色と赤のまだら模様の状態です。
実の大きさ・色はこんな感じです。
3.9月15日に咲いた花について(秋の花)
実が付いている方の鉢植え、秋の花を咲かせてくれました。花が咲いたらすることは、人工授粉作業。
パッションフルーツは、雄しべと雌しべがくっつかないので、受粉するためには何かしらの助けが必要です。
元々の生息地では大型の蜂が受粉の手助けを行いますが、日本にはその種類の蜂がいません。そこで人工的に受粉作業を行わないと、ほぼ結実しません。
寒くなる前に実が熟すところまで行くかはわかりませんが、念のため行います。
花が咲いたらなるべく時間を空けずに、雌しべに花粉を付けます。
一つの花には5つの雄蕊が付いていますが、そのうちの一つピンセットなどでとり、花粉が付いている側を雌しべの先に付けて、黄色い粒粒を付けます。
雌しべの先は3か所あるので、3か所ともに付けます。
受粉から2~3日ほどで、受粉の成否がわかります。
成功すると、雌しべの付け根にある「膨らんだ部分」が大きくなります。
今回も成功みたいです。
この鉢植え、今年は4つ咲いて、4つとも成功です。頑張ってます。
花が咲いた絶対数は少ないですが。。。
4.9月20日収穫の実の色の変化
9月20日、収穫は10月に入ってからだろうと思っていた実が取れてました。開花したのは7月27日なので、開花から50日程度で収穫ということになります。
20日も目安より足りません。色も、黄色というか黄緑色です。
左が1週間前に同じ株で収穫した実です。
こちらは開花から約75日での収穫です。
実のサイズを比べてわかりますが、だいぶ今回のものは小さいです。
そんな実ですが、室温で追熟すると色が赤く変わってきます。
収穫してから2日後の様子ですが、色が急に赤みを帯びてきます。
味の方は不安ですが、見かけはちゃんと赤くなりそうです。
5.パッションフルーツの月別作業
●作業時期について月別作業(パッションフルーツ) |
●これからの管理(9~12月)
置き場所:日当たりの良い屋外で。
最低気温が10℃を下回るようであれば、夜間のみ屋内に入れる。
※冬越しを行う株のみ。今年で終える株は屋外のままです。
水やり:真夏ほど乾くことは少なくなってきます。
表面が乾いたら与えます。
肥料:9月に最後の肥料を与えます。
冬越しを行う株については、本格的に寒くなる前に肥料が切れるようにしておく。
緩効性肥料を与える場合は、持続期間に注意する。
寒い中肥料が効いていると、耐寒性が悪くなるため。
※温室などで十分な温度が確保できる場合を除く。
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。
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