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こんにちは。
剪定・植え替え後の桜、百日紅、楓 |
百日紅やカエデの葉がやっと落葉しました。
これで枝を切っても大丈夫なので、百日紅とカエデの植え替えと枝切りを行いました。
また、秋に落葉し終わっていた桜も植え替えを行いました。
【目次】
1.桜の植え替え
桜は、「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざがあるくらい、枝を切らないほうが良い植物です。
なので、植え替えのみを行いました。
植え替え前の状態です。
5号鉢に2020年の春に植え替えて、ひと夏育ちました。
春、葉が出る前は20㎝あるかどうかという長さだった枝は、長いもので50㎝を超えています。短いものでも30㎝以上あります。
今回は、5号鉢から6号鉢に植え替えます。
今回使用した用土です。
いつも通り、鉢底石・赤玉(小粒)・バーミキュライトを使用しました。
●赤玉(小粒)
赤土を乾燥させて、ふるいにかけ、粒の大きさごとに分けたもの。土のベースとなるもので、腐葉土やその他の用土、元肥えと混ぜて使用する。大粒、中粒、小粒などのサイズがある。最初は粒状ですが、水やりなどで風化すると、粒の形からただの赤土に戻る。そうなると通気性や排水性が悪くなる。
特徴としては、
・粒状で、通気性、保水性、排水性、保肥性に優れている。
・pH6.0程度の弱酸性の土。
・大粒、中粒、小粒と粒のサイズ別に売られている。
・肥料成分が含まれていない、そのため挿し木や挿し芽に使用することができる。
●バーミキュライト
ひる石と呼ばれる石を700℃以上の高温で焼き、膨張させて作られる。そのため、通常の土に比べ約1/10以下の重さと軽い。見かけは、薄い層が重なった構造で、キラキラしています。
特徴としては、
・保水性と排水性のバランスが良く、保肥性も高い。
・たくさんの穴が開いているので、断熱性と保温性が良い。
・軽い、混ぜることで土の重量を軽くすることが出来る。
・無菌で清潔、そのため挿し木や発芽用の土としてもよく用いられる。
●鉢底石
字の通り、植木鉢の底に敷く石。軽石などで作られる。役割は鉢の排水性や通気性を良くする。また、鉢の底に開いている穴から土が流出するのを防ぐ役割もあります。
軽石からできたものや、赤玉土(大粒)が使われることが多い。
鉢から抜いたところです。
全体に根が張っていますが、根鉢が崩れないほどまでにはなってないです。
根にくっついている鉢底石を、根を傷めないようにやさしく外します。
土は、軽くポンポンとたたく程度落としました。
鉢に、鉢底石、ふるいにかけた赤玉(細かいのを除くため)をいれ、苗木を置きます。
植え替え前は斜め30度くらいに傾いていたのを、まっすぐに直します。
ピンクの線がもともとの角度です。このくらい修正しました。
途中、緩効性化成肥料を鉢の縁に入れています。
最後に、水をたっぷりと与えて終了です。
鉢の底から流れ出る水から赤茶色の濁りがなくなるまでしっかり流します。
植え替えについては、詳しくはこちら:
桜について基本作業はこちら:
2.百日紅の剪定および植え替え
100日紅どころか150日紅です。
真ん中には、咲いた後ドライフラワーになったものがついたままです。
鉢から抜き、底1/3くらいを切りました。
古い土もなるべく落としました。
新しい土が入るように、根鉢を一回り小さくします。
何とか一回り小さくしたら、鉢底石、赤玉を入れた鉢の中におき、上まで赤玉とバーミキュライトを混ぜた用土を入れます。
途中、緩効性化成肥料を元肥えとして鉢の周囲に入れてあります。
最後に、鉢にたっぷりと水与えます。
鉢の底から流れる水から赤茶色の濁りが取れるまで、水を流します。
百日紅の基本作業についてはこちら:サルスベリの育て方
3.モミジの剪定および植え替え
モミジがなかなか葉が落ちなかったのですが、やっと落葉したので剪定と植え替えを行いました。
植え替え前。
自然の状態ならばこのままでもよいのですが、鉢植えでサイズを大きくしたくないため、枝を短く剪定しておきます。
込み合って来たら、その部分を切るなどすっきりさせておきます。
表面の緑色になった土もできるだけ取り除いています。
割りばしなどで、できるだけ古い土を取り除き、新しい土を入れるようにしています。
植え替えが終わったら、最後にたっぷりと水を与えて終了です。
植え替え作業など基本作業はこちら:
本日は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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