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こんにちは。
今日は旅行2日目、9月25日の羅臼岳に行ってきたときのことについて。
【目次】
1.今回登った「羅臼岳」とは?
2.羅臼岳登山道の様子。
3.羅臼岳のトイレ事情、温泉事情
4.おまけ:オシンコシンの滝、知床の夕陽
5.関連記事:他の日程のようす。
1.今回登った「羅臼岳」とは?
羅臼岳(らうすだけ)は、北海道・知床半島にある火山群の主峰および最高峰。
標高は、1,661m。日本百名山のひとつ。
登山口は、羅臼温泉側からと、岩尾別温泉側からのルートがあります。
※他に硫黄山から(へ)の縦走ルートがあります。
2.羅臼岳登山道の様子。
今回は岩尾別登山口から登ります。
このルートが、一番難易が低いルートになります。
・駐車場は、ホテル地の涯の駐車場すみっこの舗装されていないところか、登山口前の木下小屋のそばの空き地になります。
木下小屋そばは狭いので注意です。
※写真では写ってないですが、手前に舗装されていないところがあります。
ここは、知床。キャンプや車中泊はクマに襲われる危険性があるので、禁止されています。
●岩尾別登山口
登山口にある「木下小屋」。ここの横の道(右側)から入ります。
登山口横にトリカブトが涼しげな青色で咲いていました。
●オホーツク展望(登山口から約1km)
最初はシャクナゲらしき植物が沢山生える斜面を上がっていきます。
途中で、笹が一面に生える植生に変わります。
登山口から頂上まで約7km。
●650m岩峰(登山口から約2km)
・さらに1km歩くと、650m岩峰の標識が出てきます。残り5km。
登山口から1~2kmは笹が下草のメイン。
羅臼岳は「何合目」という書き方よりも、「約○km」と距離で書かれています。
●弥三吉水(登山口から約2.7km)
写真撮り忘れましたが、「弥三吉水(やさきちみず)」という伏流水が出る地点が。
頂上まで4.3km地点(スタートから2.7km地点)にあります。
水気が多いのか、下草はシダが多くなります。
・基本的に1kmごとに何かしらの目印が。
仙人坂の写真に写っている「白い粒」は、途中降ってきた直径3~5mm位のアラレの粒。
雨ではなく、アラレに降られました。
なんちゃって雪景色が楽しめました。
●大沢入口(登山口から約5km)
どんどん登っていくと、森林限界を越えます。
頂上まであと2.0kmの地点、大沢入口に。
ここは、下の写真のようにV字の谷になった地形。
風を遮る木々もなく、オホーツク海側からの風が吹き抜けます。
何か所か急な岩場もあるので、風にあおられないように注意しながら進みます。
この日の風速は10mを越えていたかと。(海から頂上に向かって吹いていました)
頂上側から海に向かって(写っているのはダーさん) |
●羅臼平
海からの強風と闘いながら登っていくと、頂上が望める羅臼平にでます。
ここで岩尾別登山道、羅臼登山道および硫黄山からの縦走路が出合います。
この日の気温は、羅臼平は2度!!
風もあるので、体感温度はマイナスです。防寒はしっかりと。
頂上もすぐそこです。
ですが、時間がこのとき11時(上り始めてから5時間)。
これから登ると下山時間が遅くなるので、この「羅臼平」で引き返します。
※カッパを着て登り、大沢入口からの強風でちょっと疲れたことも一因ですが。
無理をせず、引き返すのも大事なこと。
羅臼岳頂上まえで、一枚。 |
そのまえに、羅臼平をちょっとだけ散策。
この羅臼平には、食料があるとクマなど野生動物に襲われるため、「フードコンテナ」なるものが。
羅臼平からは太平洋側も望め、北方領土(国後島)が見えます。
簡単に散策した後もう一度、羅臼岳頂上に挨拶したあと下山しました。
途中もう一度
下山したのは15時ごろ。
午前6時から午後3時(15時)まで、約9時間の良い登山でした。
3.羅臼岳のトイレ事情、温泉事情
●トイレ事情
・ホテル地の涯の駐車場に設置されているバイオトイレ。
・登山道の途中にある、「携帯トイレブース」。
トイレではありません。
持ってきた携帯トイレを使用するためのスペースです。
羅臼岳には、途中山小屋はありません。
行動時間もコースタイムで9時間程度はかかるので、携帯トイレの携帯は必須です。
使用した携帯トイレは、下山したホテル地の涯の前にあるバイオトイレのところに回収ボックスが設置されているので、持って帰って捨てます。
●温泉について
・ホテル地の涯の温泉
入湯料 \1000
時間 11:00~18:30 (日帰り温泉)
シャンプー、リンスあり
露天風呂は混浴露風呂で、水着または湯浴み着(風呂場においてあります)を着て入ります。
・野天風呂(三段の湯・滝見の湯)
料金 ¥0
混浴で、更衣室などはありません。
これは入口よこの柵に貼ってある案内。
野天風呂は2つあります。
こちらは、駐車場からすぐの「三段の湯」。
上から順にお湯が流れるので、下に行くほどぬるくなる。
滝見の湯は、入口から100m程いったところにあり、湯加減は三段の湯より熱めです。
※行っていないので、紹介だけ。
入口すぐに、小さな小川もあるので、靴やスパッツをすすぐのにもってこいです。
4.おまけ:オシンコシンの滝、知床の夕陽、他
・オシンコシンの滝
前日行きに車からみましたが、すでに暗く写真を撮れなっかので、見に行きました。
羅臼岳からウトロの道の駅を過ぎて、阿寒湖の方へ向かう海岸沿いの道の途中にあります。
・オホーツク海に沈む夕日。
この日の日の入りは17時10分前後。
沢山の人が、カメラやスマホ片手に海を見ていました。
・朝、ウトロの道の駅から岩尾別登山口に移動するときに、フクロウ・鹿・キタキツネを見ました。
写真はフクロウ。こっちを見ている写真は残念ながらピンボケ。。。。
5.関連記事:他の日程のようす。
・北海道旅行に行ってきました ~9月29日:6日目・釧路湿原~
本日はここまでです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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