注目の投稿

北海道旅行に行ってきました ~9月28日:5日目・十勝ダムおよび襟裳岬へ~

タイトル:北海道旅行に行ってきました ~9月28日:5日目・十勝ダムおよび襟裳岬へ~

こんにちは。
今日は、北海道旅行5日目についてです。
十勝地方まで来たついでに「十勝ダム」、および本来行く予定の無かった「襟裳岬」まで足を伸ばしてみることにしました。

【目次】
1.十勝ダムに行きました。
2.襟裳岬:灯台とみ
3.大樹町名物「チーズサーモン丼」




1.十勝ダムに行きました。

帯広駅の方まで来たので、直接襟裳岬に行けば移動距離が少なくて済み、十勝ダムに寄るか迷っていました。しかし、ダーさんの「十勝ダムはロックフィル方式」の一言でちょっと戻りますが、行くことに決定。
ダムに興味を持ったきっかけが、北アルプス裏銀座に行くときに訪れた高瀬ダム(ロックフィル方式)で、すだちが一番好きなタイプのダムなのです。

●ロックフィル方式のダムとは?
中心部に粘土、その両脇を砂や砂利、外郭部を岩石で覆う三層五重に分かれた構造を持つ。中心部の粘土質はコア材(遮水壁)とも呼ばれ、このコア材で水を堰き止める。その両面に砂や砂利からなるフィルター材が積まれ、コア材を支えている。そのさらに外側に岩を敷き詰めたロック材を幅広く積み、コアとフィルターを支えている。
これは、十勝ダムが見える広場に設置されている案内板を横から見たもの。
ちょうどロックフィルダムの構造を表現しています。
真ん中の白い部分がコア材を表している。


ダムに平野の方から向かうと、まず十勝ダムキャンプ場の入り口があります。
ダムの堤防下にあるキャンプ場です。
キャンプ場は芝生のフリーサイトで、炊事場とトイレがあります。
この日は1組テントを張っていました。
ダムカードの配布日時が9:00からなので、時間まで散策です。

木々の向こうには、十勝ダムの岩の壁が。このどっしりとした風格が好きです。

左右は、向かって左:非常時放水用のゲート(クレストゲート)と、右:常用時放水用のゲート(コンジットゲート)からの水路があります。

時間が近づいてきたので、ダムの管理支所の方へ移動します。
十勝ダムの管理支所に行くには、ダムの堤防の上を渡るのですが、手前に十勝石でできたモニュメントが。

十勝ダム管理支所。
正面玄関のインターホンを押して、対応してもらいました。
襟裳岬に向かう途中は海岸を通るといいよ、との情報もゲット。

もらったダムカード。 (家でカードを実際に撮影したもの)
基本的に、うちのダム自慢な写真なので、写真はベストアングルなものが多いです。

ダムカードをもらったら、来た道を戻ります。
ダムの内側(水が入っている側)もゴロゴロ石の斜面です。


2.襟裳岬:灯台と岬

十勝ダムから襟裳岬は180km位離れているので、岬に着いたのは14時過ぎでした。
※途中、お店でお昼ご飯。

日本の灯台50選にも選ばれている襟裳岬灯台。現在は無人。

襟裳岬突端。見渡す限りの海原が見えます。

襟裳岬は北海道の背骨と言われる日高山脈の最南端でもあり、海の中に岩礁としてつながり沈んでいくのがわかる。岩礁は2キロ沖まで続く。

向いている方向と合わせて設置されているので、襟裳岬が上部に描かれている。
逆向きなだけですが、何だか新鮮です。

着いたときに観光客の団体と鉢合わせしたので、後回しにした襟裳岬の看板。
襟裳岬に来たことを実感。

襟裳岬は、風速10m以上の風の吹く日が年間260日以上もある、日本屈指の強風地帯。
その強風をテーマにした観光施設が「襟裳岬風の館」。
岬に半地下で作られた施設で、中には襟裳岬の強風を体感できる風洞がある(有料)。
風速25mの風を体感することが出来ます。
風洞のガラスにキャラクターが描かれており、架空の学校である「襟裳岬中学校」生徒「岬 襟裳」と「千島 霧夏(きりか)」の二人だそうです。


3.大樹町名物「チーズサーモン丼」

十勝ダムから襟裳岬に向かう途中、大樹町という街を通過するのですが、ちょうどお昼頃ということで名物を調べていました。
すると「チーズサーモン丼」なるものを新・ご当地グルメとして押していることが判明。

大樹町内の飲食店5軒で提供されているようです。(2019年10月現在)
※大樹町HPより抜粋しました。

その一つ、サンジュリアンさんにお昼に行ったのですが、前日に沢山出てしまったらしく、今日は用意できないとのこと。
他のお店も夕方からの為、美味しそうな香りにつられて、取敢えずここで昼ごはん。

表の看板に書いてあるメニューのカツナポと、カツみぞれ丼を注文。
丼のご飯の量を聞かれるが、カツナポが量が多いとのことなので、少ない目に。

カツナポ(目玉焼き)
鉄板はジュージューの状態で到着。
ナポリタンが、ケチャップたっぷりの昔ながらのナポリタンで懐かしい味。
ミートソースの乗ったカツが美味しい。

カツみぞれ丼(ご飯少ない目)
カツの上に千切りキャベツとおろし大根が乗っている。
白い入れ物に入ったタレはポン酢系。
お味噌汁付き。
サクサクのカツがうまい!です。

サンジュリアンさん、JAFの優待で会員証提示で会員のみ、ソフトドリンクが1杯ついてくる。食後のアイスコーヒーをいただきました。
(JAF優待の内容は、2019年9月28日時点のものです。)


●チーズサーモン丼
襟裳岬から釧路方面に向かう途中、ちょうど夕方に再び大樹町を通ることに。
やっぱりチーズサーモン丼が諦められなかったので、夕方の営業で提供している「一膳食堂」さんに。
※写真は、昼間訪れた時に撮影。
一膳食堂さん、外観

お店の壁には、チーズサーモン丼を紹介するラミネートが張ってあります。
「大樹チーズサーモン丼」とは、大樹町を代表する食材であるチーズと秋鮭(サーモン)を組み合わせた、これまであるようでなかった新感覚の天ぷら御前。

どうやらかなり細かいルール(13項目)が決められているようです。
【チーズサーモン丼 ルール】
1. 正式名称は「大樹チーズサーモン丼」とする
2. チーズとサーモン(秋鮭)の天丼、塩・タレ3個セット、香のもの、汁もの、
   デザートの5点セットとする。デザートは後出しとする
3. 天ぷらは、以下の5種類とする
  ・チーズの天ぷら
  ・サーモン(秋鮭)の天ぷら
  ・チーズ+αの天ぷら
  ・サーモン(秋鮭)+αの天ぷら
  ・野菜の天ぷら
4. 地元で水揚げされた秋鮭(サーモン)と雪印メグミルク大樹工場で製造された「さけるチーズ」を使用する
5. 天丼用の塩・タレ3種(つけ塩・つけダレ・かけダレ)を用意する
6. 北海道米を使う
7. 各店こだわりの香のものをつける(なるべく旬の地場産食材を使用する。
   料理内容は、季節等に応じて、自由に変えても良い)
8. 各店こだわりの汁ものをつける(なるべく旬の地場産食材を使用する。
   料理内容は、季節等に応じて、自由に変えても良い)
9. 各店こだわりのデザートをつける(なるべく旬の地場産食材を使用する。
   料理内容は、季節等に応じて、自由に変えても良い)
10. 協議会指定のどんぶり、塩・タレ皿3個セット(盛り付けは、左からつけ塩・つけダレ・かけダレ)、お膳(半月型)を使用し、指定通りのレイアウトにする。
   塩・タレ皿には、木のスプーンを添える。汁ものの器は、蓋がついた漆器を使用する(各店自由)
11. 協議会指定の箸袋を使用する。箸置きも用意する
12. ラミネート加工した食べ方シートをつける
13. 料金は1,500円(税込)以下とする 
  ※写真のパウチでは1,000円(税込)以下ですが、HPでは現在こちらの価格です。

出てきたのが、こちら。
つけ塩は、カレー粉が入った「カレー塩」でした。
つけダレは、それだけでも美味しいタルタルソース、かけダレは丼ものに使われる甘辛ダレです。
小さいお蕎麦とデザート付き。嬉しい。
チーズの天ぷら、コクがあって、塩味と合います!
タルタルで食べても、合います。
もちろんサーモンの天ぷらはいうがもがな。(^-^)

もう一つ頼んだのは、ホッケ定食。
ホッケとご飯に、お刺身と漬けのスジコ、サラダ、煮物、小さいお蕎麦付き。
刺身とスジコだけでも十分ぜいたく。一緒にご飯に乗せればプチ海鮮丼の出来上がり。

コメント